見出し画像

指を少し怪我しました。

玉ねぎを切っていたら、手が滑って中指をほんの少し切ってしまった。

指を包丁で切ってしまうと必ず思い出す曲がある。

AIR「LIBERAL]

1999年、自分が高校生の頃ハマりまくったAIRの曲。冒頭はこんな歌詞↓

自分の指の小さな傷の痛みの方が何百万の
人々の絶望の死より心配だと言いたそうな顔色に
笑いかけるフォスターチャイルド 笑いかけるフォスターベアレンと
悲劇は全て死でけりがつき 喜劇は全てHappy end

J-Lyric.net より

自分の小さな痛みが、自分にとっては本当に最悪でもう、それだけで全てのやる気がなくなりそうな気持ちになるけれど、落ち着いて考えれば指を切ったからといって死ぬわけではない。死ぬわけではないどころか、時間が経てば必ず良くなる。

視点を変えることはとても大切だと思う。それだけで人生は変る。

自分の痛みにフォーカスするのではなく、自分にこれからできることにフォーカスする。

ものすごく壮大な視点を持ったら、今の時代の日本に生まれたという事だけでもラッキーなことのように思う。もし私が、日本の戦国時代だったり現代でも戦争の起こっている地域に生まれていたら、戦に巻き込まれて死んでいたかもしれない。自分の指のほんの僅かな痛みに執着している場合ではない。

料理中、指を怪我するたびにAIR「LIBERAL」を思い出し、このようなことを思う。AIRの曲は20年以上経っても自分に影響を与え続けている。

いいなと思ったら応援しよう!