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デジタルミニマリズムとは?ミニマリストが方法とメリットを解説!

デジタルミニマリズムという言葉を知り僕はやってみようかなと思った。

日々SNSとかで時間を無駄にしたとかスマホのアプリゲームで時間を無駄にしたとかよくあります。

実はSNSが私たちの注意をひき、没頭してしまうような仕掛けづくりがたくさんされているからなんです。

なぜなら、SNSをはじめとしたデジタルツールは

企業がわたしたちの利用しているデータや人間の心理をうまく利用することで、

私たちの注意をそらしながら、長くSNSを利用するように設定されています。

SNSをはじめとした「デジタルツール」に利用されずに、

上手に付き合っていくための方法を紹介していきます。

デジタルミニマリズムとは

そもそもデジタルミニマリズムとは

自分が重きを置いている事柄にプラスになるか否かを基準に厳選した一握りのツールの最適化を図り、オンラインで費やす時間をそれだけに集中して、ほかのものは惜しまず手放すようなテクノロジー利用のこと
引用:「デジタル・ミニマリズム:本当に大切なことに集中する 著:カル・ニューポート」

デジタルツールとうまく付き合っていく5つの方法

デジタルツールと上手に付き合うための方法は以下の5つです。

  • スマホアプリを消す

  • スマホを持ち歩かない

  • 通知をオフにしておく

  • ゲーム機と距離を置く

  • リアルの活動に重点を置く

一つずつ解説していきます。

スマホアプリを消す

まず、自分のスマホにどれくらいのアプリが入っているのかを把握してみましょう。

まさしくスマホアプリの仕分け作業です。

アプリの仕分け方は次の通りです。

  • 日常的に頻繁につかうもの

  • 数日は使っていないアプリ

  • 不要なアプリ

これら3つに仕分けをした後に、

日常的に頻繁に使うもの以外はすべて削除してしまいます。

さらに、日常的に頻繫に使うアプリのなかでも

生活や仕事をするうえで必須のものを厳選して、それ以外もいったん削除してしまいます。

生活や仕事をするうえで必須かどうかは

使う明確な理由がある、もしくは別のツールでは代替できないのか

という視点で考えてみてください。

例えば

LINEや電話アプリは家族と連絡を取るために必要だ!というのであれば残していいです。

また、メールは自宅のPCでもみれるので、場合によってはスマホのメールアプリは代替できるツールといえますので、削除対象になります。

仕分け作業が終わった後、生活をしてみて、

どうしても必要だと思えば再インストールすればいいので

ひとまずアプリがない状態での生活を試してみてください。

スマホを持ち歩かない

そもそも持っていなければスマホやPCは触らないので

距離をおくことができます。

休憩時間、電車の待ち時間など

なんだかちょっとヒマだなと感じた時に、ポケットやカバンに入っていたら用事もないのに

スマホを触ってしまいます。

持ち歩かないというのが難しい場合は

  • カバンの一番出しにくいポケットに入れる

  • 2重に袋にいれておく

といったスマホを手にするまでにひと手間、二手間かかるようにしておく方法も良いです。

人間は面倒なことをわざわざ始めようとはしないので、

ついつい用事もないのにスマホを触ってしまうことは避けられます。

通知をオフにしておく

スマホやPCからはあらゆる形でわたしたちにお知らせを届けてきます。

メールの着信音、SNSの通知音、アプリ内のお知らせプッシュ通知などなどが

日常的に表示されます。

スマホの通知音はわたしたちの注意を奪い、

デジタルツールを使ってくれと言わんばかりに誘ってきます。

デジタルツールからの甘い誘いは

通知音をオフにしたり、

そもそも表示しないよう設定することで対処できます。

特に夜寝る前には

通知音を切る、もしくは寝室にスマホを持ち込まないようにしておけば、

私たちの睡眠を邪魔されず、良い眠りをとることもできます。

ゲーム機も依存度が高いならやめる

ゲームを楽しんでいる自分であればよいと思いますが、

ゲームをするために生活を削っているような中毒状態であるなら、

いったん距離を置いた方がいいです。

とくに、スマホゲームは依存度が高くなりやすいので注意が必要です。

毎日ログインすることでボーナスがもらえたり、

新情報が定期的に開催されることでプレイ意欲をそそられるなど

依存度が高くなる仕組みが豊富にあります。

スマホゲームは「サンクコスト効果」といった心理効果をうまく利用しています。

一度課金してレベルをあげたのに、途中でやめてしまうのはもったいないと感じさせるからです。

本当にもったいないのは

ゲームに主体性をとられて、もくもくとプレイしてしまっている私たち自身の時間なので、

距離を置くのが賢明です。

リアルの活動に重点を置く

デジタルツールの出来事はすべてスクリーン上であって、

私たち自身が実際に手や足、体を使って動きが伴うことはありません。

そのため、デジタルツールを使わない時間をなるべく

体をつかった実体験ができるものに置き換えていきましょう。

例えば

DIYや家庭菜園でリアルにモノづくりをする。

家族や友人と食事をしながら直接コミュニケーションをとるといった活動です。

また、子育て世代ならトランプやボードゲームといったアナログゲームも

手を動かし、会話も盛り上がるのでデジタルツールにはない魅力があります。


デジタルミニマリズムによるメリット

デジタルミニマリズムによるメリットは次の3つです

  • 自分の時間を取り戻せる

  • 身の回りの人やモノをよりよく感じるようになる

  • 自分を知ることができる

自分の時間を取り戻せる

私たちがスマホを触っている時間は中央値で6時間もあります。

一日の1/4の時間をスマホと過ごしていると思うと驚きです。

(※Mikke調べ 2021年2月 「スマートフォン利用に関する生活者実態調査」)

もちろんそのすべてが不必要ではないですが、

これだけの時間をデジタルツールに費やしているのはもったいないです。

いったんデジタルツールから距離をおくことで

本当はしたかったのに時間が足りなかったことや時間に余裕があればしたかったことに

時間を充てることができます。

例えば、読書をしたり、家族・友人と話をする、散歩するといったなんかもいいですね。

自分の身の回りのひと、モノを深く感じる

ネットニュースやSNSから流れてくる情報はわたしたちの心を一喜一憂させます。

とくにSNSで流れてくる友人の結婚式の様子や旅行に行った写真などは

うれしい気持ちになる反面、自分と比較をしてむなしい気持ちになる面もあります。

他人の情報に目が向いてしまうと、

自分の身の回りの人やモノがなんだか物足りないと感じてしまうようになってしまいます。

ですが、本来わたしたちと友人たちの周りの人やモノは比較できるものではないはずです。

デジタルツールと距離を置くことで

改めて目の前の家族や友人との会話、近所の公園や街の景色を

自分の五感を通してより深く感じることができます。

自分を知ることができる

デジタルツールを使用していると、多くの情報を受け身で受け取るようになります。

世界のどこかで流れてくる情報をいくらたくさん知ったとしても、

自分にとっては大きな影響がありません。

それよりも自分自身や周囲の人と過ごす時間を大切にすることで

自分がどのように感じるのか、どういったことが楽しいのかと

自分へ注意を向けることは自分を知ることにつながります。

デジタルミニマリズムによって画面の向こうに注意をとられないようにしてみましょう。

まとめ

まずは実践してみよう!

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