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京都市内の超隠れ家的な絶品のつけ麺を食べた話
京都の街といえば碁盤の目。洛中の大通りにはたくさんの魅力がありますが、ここから路地に入り込むと、さらに多くの発見があることでしょう。今回は、こういったちょっとした冒険をしなければきっと見つからないであろう京都のラーメン屋さんを紹介します。
その名も「和醸良麺 すがり」。まさしく「隠れ家」と呼ぶにふさわしいラーメン屋さんに、今回は行ってみました。前回のごとく、ラーメンのレビューだけ見たい方は②まで飛ばしてください。
①いくまで
最寄り駅は地下鉄の京都市営烏丸線の四条駅or阪急京都線の烏丸駅。京都駅からは地下鉄烏丸線を用いればすぐです。いわずと知れた烏丸エリア、鴨川近辺の祇園四条エリアからもカンタンに徒歩で行けるような距離です。
先述の最寄り駅から西に少し歩いてから路地に入ると、お店があるハズ、、、なのですが、初見は、「アレ、無い?」と感じるに相違ありません。実はこの倉庫のような、屈まなければ入れないような扉こそがお店の入り口なのです。
「入っていいの?」という揺蕩いを押し切って突入。すると意外や意外、中のほの暗い通路にはなんと行列ができているのでした。
入口の扉の先は通路となっており、券売機が設置されています。さらにその奥に進むと、何故か庭があります。
写真の中では右手に進むと初めてお店の入り口が姿を表します。漸く隠れ家中の隠れ家のお店とご対面です。
お店の中は隠れ家的な雰囲気で、バーのようなお洒落な雰囲気。ラーメンへの期待が高まります。
②ラーメン
券売機では、肉の具材(チャーシュー、ホルモン、黒毛和牛)と麺(全粒粉、ゆず)をチョイスできます。また、ここでオススメはつけ麺。私はホルモン、全粒粉のつけ麺をチョイスしました。
食券渡してから程なくして、麺が提供されました。
麺を漬けて最初の一口。第一印象は、欲張りなまでに濃厚な魚介スープの突き抜けるようなコク。次いで、全粒粉の麺の歯ごたえ。最早これは本格的なお蕎麦の風格です。
次にホルモンを手をつけてみる。これはチャーシューよりもずっとずっと罪深い味わい。スープが染み込んで、至福の味わいをもたらします。
二種類のネギとキャベツの具も、スープの味に非常によく合います。食べ終えたら、忘れずに割スープをもらって独特な汁の香りを余すところなく楽しみましょう。
今回は注文しませんでしたが、生卵を別途オーダーすることですき焼きのように解かした卵につけて味わうことも可能です。
③まとめ
今回のお店は、京都で訪れたお店でも数少ない、ぜひリピートしたい!と思ったお店です。
お店も隠れた場所にあり、狙って行っても気づかないような立地。ましてや、予備情報なしでは決して辿り着き得ないお店でしょう。しかし、せっかくこの記事を読んだのにこんな絶品のラーメンを食べられないのはもったいない!京都を訪れた際にはぜひぜひ立ち寄ってみてくださいね。知ってさえいれば、アクセスそのものとても簡単です。ぜひぜひ、京都旅行のアクセントにしてみてください。