おてつたび in Glaminka SAYO ① きっかけ編・業務編
授業、教採などの抱えていたタスクをやり終え、晴れて半年のニート期間を迎えた10月。私はかねてからやろうと考えていた"おてつたび"に参加することを決意した。そして初めてのおてつたびの舞台として選んだのが、兵庫県佐用町にある"Glaminka SAYO"である。
Glaminkaを選んだきっかけ
私がなぜ、初めてのおてつたびでGlaminkaを選んだのかを少し簡単に話しておきたい。おてつたびすに参加するにあたり、自分が今まで経験したことのない職種で働いてみたいという気持ちがあった。そこでまずは宿泊業を検索してみた。その中で、グランピングと古民家をミックスさせた事業を展開している場所を見つけた。興味だけでサイトを見てみると、元中学校教員の方がやられている施設だと知った。来年から教師として働こうと考えている私にとってはうってつけの場所だと感じ、やりたいという気持ちとやっていけるのかという不安の葛藤を乗り越え、申し込みをした。
清掃という仕事
Glaminkaでの仕事内容は主にチェックアウト後の清掃。Glaminkaには4つの古民家があり、多い時には全ての棟を清掃する必要がある。かつて人が住んでいた一軒家なだけあり、広さはかなりあった。これをひとりないしはふたりで掃除をし、次のお客様が気持ちよくチェックインできるよう準備する必要がある。一人暮らし経験5年目の私は、掃除なんて簡単な作業だろうと甘く考えていた。しかし、実際は家の隅から隅までこれでもかというほど細かく清掃をすることが求められた。お客様のためならと妥協は一切許されない。Glaminkaで働くスタッフの方の"Glaminka プライド"を感じた瞬間であった。7日間、Glaminkaのスタッフとして働く中で、私の中には少しではあるが"Glaminkaプライド"が育まれていった。
業務を通して学んだこと
私は"清掃"という業務を通して、我々人間が掃除をする理由について考えさせられた。生活環境を快適にするためという理由も考えられるが、それだけではなく、掃除を通して他社と共同する力であったり、誰かのために尽くす感情の育成であったりと、”こころ”という側面を豊かにするために、掃除があるのではないかと感じた。これは私が業務を通して感じたことであり、これだけが掃除をする理由になるとも思っていないが、7日間の清掃業務を通して私が学んだこととして一番大きく残っていることがこのことなのである。
今回は、Glaminkaでの業務について紹介した。次回は、業務後に始まるシェアハウス生活について、紹介していく。
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