大阪府岬町の看多機で医師免許がない代表取締役が医療法違反で逮捕
大阪府岬町の株式会社フラットワンが経営する看護小規模多機能型居宅介護施設「ひらり」(定員25名)で、医師免許がない代表取締役(女性・61歳)が昨年12月から今年4月にかけて、90代の女性と70代の男性の施設利用者に対して、無免許で医療用メスを使用し、複数回にわたって医療行為を行った疑いで逮捕されました。
警察によりますと、この容疑者は女性の左足をメスで切開し、医療用のホチキスで縫合。男性には左足の付け根あたりの皮膚をメスで切除していたということです。警察は医療器具の入手経路と、他にも医療行為が行われていなかったかなど調べる方針でだそうです。
事件は今年5月に「医師免許を持っていない者が通所者の脚を切開して膿を出している。」と警察に通報があったとのことです。
やはり、内部告発でしょうね。
この看護小規模多機能居宅介護(略して「看多機」とします。)の職員配置は介護事業所・生活関連情報検索(2023.10.04記入)によると次のとおりです。
介護職員 ⇒ 常勤5人、非常勤13人、合計18人、常勤換算数9.5
看護職員 ⇒ 常勤1人、非常勤3人、合計4人、常勤換算数2.3
離職率は介護職員は33.3%、看護職員は50%、介護・看護全体では36.3%となっています。
離職率が高ですね。この辺にもこの事業所の問題があるのかもしれません。