「我々が最も恐れているもの」
「我々が最も恐れているもの、それは自分が無力だということではない。我々が最も恐れているもの、それは、自分には計り知れない力がある、ということだ。我々が最も恐れるもの、それは我々の光であって、闇ではない。我々は自分に問いかける。自分ごときが賢く、美しく、才能にあふれた素晴らしい人物であろうはずがないではないか?
だが、そうであってなぜいけない?あなたは神の子である。あなたが遠慮をしても世界の役には立たない。周りの人が気後れしないようにとあなたが身を縮めることは何の美徳でもない。
我々は、自らの内にある神の栄光を現すために生まれて来たのだ。そしてそれは限られた人々のものではなく、すべての人の内にある!我々が自らの内にある光を輝かせるとき。無意識のうちに他者に対しても同様のことを許している。「我々が自分の持つ恐れから自らを解放するとき、我々の存在は同時に他者をも解放する」
南アフリカ共和国第8代大統領
ネルソン・マンデラ大統領「大統領就任演説」より
初めての「NOTE」への寄稿 。大切に育んできた「自分が源泉」。そのエッセンスを語ってくださったマンデラ大統領の大統領就任演説を載せさせていただきました。皆さんこれからよろしくお願いします。