変わり者たちは今日も創造する
社会不適合者
この前「あなたは変わり者だね」と言われ、ふと思いました。
同じ言葉を何度言われただろうか。そしてどれだけの人が自分の知らないところで言っているのだろうかと。
変わり者と呼ばれるのは好きではない。自分がそうだとは思わないし、そう言われると差別された気持ちになる。私から見れば他の人が変わっているように見える。これは逆差別?
東京で働いていた時常にこんなことを思っていた。
なぜみんな同じ服を着るのか。
通勤風景を見て、なぜみんな決まった時間に同じ方向に向かって行進しているのだろうか。
なぜルールで縛られることが大好きなのだろうか。
さらにおうちをかけるように平凡なサラリーマン生活を強要してくる我が親。
そう言われると、自分ははみ出したくなる。そしてはみ出すのが心地よくうれしい。
Think Defferent.
先日、ある農家にお邪魔した。夫婦で発芽ニンニクの生産を行っており勉強熱心でとても興味深かった。「自分はこの辺では変わり者だから。」主人はそう言いながら日に焼けた笑顔を見せた。
そして今更ですが思い出した1997年のAppleの広告キャンペーン「Think Defferent.」。
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この美しい散文詩のような文章は、時代を超えて世界の変わり者たちに勇気を与える。
私も同様だ。先の偉人に比べればなんの才能もない塵のような存在だが、こんな私でも何かをクリエイトせずにはいられない。それは呼吸と同じだ。
そして、「あの人変わってるね」と言われながら今日も世界中の変わり者たちが創造している。そう思うとなんだか勇気も出てくる。