【Syncable活用術】マンスリーファンディングを立ち上げよう
こんにちは!カスタマサービス部の武藤です。
Syncableには様々な寄付を集めるためのツールが存在します。
ぜひ、活用してより良い団体運営に繋げていきましょう!
今回は、団体運営を安定させる、継続的に団体を応援してくれる仲間を集めるサービス、マンスリーファンディングをご紹介いたします。
マンスリーファンディングとは
マンスリーファンディングとは、一回きりの寄付を集めるのではなく、毎月寄付をしてくれる支援者(=マンスリーサポーター)を集めるクラウドファンディングのことです。
こちらで集めた寄付金は、毎月1日に自動決済が行われます。そのため、寄付者は月が替わるごとに手動で寄付をする必要がありません。
また、通常のクラウドファンディングですと目標金額のみの設定ですが、マンスリーファンディングの場合は人数も目標にすることができます。
マンスリーサポーターを集める4つのメリット
メリット1:認定所得の条件を満たすことに繋がる
NPO法人が認定NPO法人になるためには、諸条件があります。その中に、「パブリック・サポート・テスト(PST)をクリアすること」という条件があります。
パブリック・サポート・テスト(PST)には、以下の3種類があります。
マンスリーサポーターを集めることで、この2番目のPSTをクリアしやすくなります。
PSTについて詳しくはこちらの記事をご覧ください
メリット2:助成金に依存する組織体質から脱却し、持続可能なモデル構築に繋がる
非営利団体の中には行政からの助成金によって運営している方が多くいます。マンスリーサポーターを集めることで、継続的な資金源を獲得することができ、助成金に頼らなくても運営していくことが出来るようになります。
【参考事例】
支援者数:114人(目標人数100人)
達成金額:毎月172,267円(年2,067,204円)
未来の準備室様は、その活動資金を行政からの財源で補っていました。しかし行政にも限界があるということで、白河市を巣立っていったOBOGなどと繋がり、かつ継続的な寄付を獲得するためにマンスリーファンディングを開催しました。
メリット3:災害などの緊急時の安定的な財源になる
もしも、災害などが起こってしまった際、通常の資金源からの活動資金が得られなくなってしまう可能性があります。マンスリーサポーターによって継続的に寄付をもらうことによって、緊急時も安定した財源を得ることが出来ます。
メリット4:マンスリーサポーターのコミュニティをつくることで、団体だけでは行き届かない層へのアプローチが可能になり、さらなるマンスリーサポーター獲得につながる
類は友を呼ぶという言葉がありますが、既存のマンスリーサポーターがさらにその友人を誘い、新たなマンスリーサポーターに繋がる…といった素敵な連鎖が起きることがあります。マンスリーサポーターとの仲を深めることで、ただの寄付者ではなく、団体の”仲間”として強い関係を構築することが出来ます。
【参考事例】
支援者数:59人(目標:50人)
達成金額:毎月77,992円(年間935,904円)
まつどでつながるプロジェクト様は、マンスリーファンディング中、既にサポーターである方にサポーターインタビューを実施しました。インタビュー記事が公開されると、インタビュイーが記事を拡散したことによりさらなる寄付に繋げることが出来ました。
マンスリーファンディングを行う3つのメリット
もちろん、マンスリーサポーターを常に集めることも可能です。しかし私たちは短期間のマンスリーファンディングを開催することをおすすめします。
理由は以下の3つです。
メリット1:短期間で継続寄付者を大幅に獲得し、安定的な財源確保が出来る
マンスリーファンディングでは、短期間でサポーターを多く集めることが可能です。
マンスリーサポーターをどのように集めていったらいいのかわからない、集まらないのではないか?という懸念を、マンスリーファンディングによって解決することが出来ます。
事業型の団体であれば、事業での信頼性が担保されているため、「なぜ寄付を集めるのか?」というストーリーラインを作ることが出来れば、確実にサポーターを獲得することが出来ます。
メリット2:はじめての寄付であっても、マンスリーファンディングでファンドレイジングの基礎と基盤を作ることができる
今まで寄付を集めてこなかったので、寄付をどうやって集めればいいのかわからないという状態からでも、マンスリーファンディングを通してどのように寄付を集めていけばいいのかを学ぶことができます。また、マンスリーファンディング終了後のファンドレイジングについても、Syncableのファンドレイザーが実施期間・振り返りのタイミングに今後の動きについてアドバイスをさせていただきます。
メリット3:団体の認知拡大につながる
マンスリーファンディングの期間中、SNSなどの発信ツールの活用方法の見直しから、ノウハウの提供をします。そうすることで今までは団体だけではリーチすることのできなかったステークホルダーへの認知拡大をし、今後のファンドレイジングのための種をまくことができます。
事例の紹介
団体の大きさに関わらず、マンスリーサポーターは獲得できる!
支援者数:81人(最初の目標人数:30人)
達成金額:毎月113,976円(年1,367,712円)
2019年に設立されたという、比較的歴史も浅いCATSWELCARE ネコ福祉協会様のマンスリーファンディングでは、当初30人のマンスリーサポーターを集めることを目標としていましたが、大幅に越え最終的には81人のマンスリーサポーターが集まりました。
プロジェクトベースではなく、組織自体の活動資金になる!
支援者数:51人(目標:50人)
達成金額:毎月79,500円(年954,000円)
Stand with Syria Japan様は、複数の事業を行っています。マンスリーファンディングで資金を集めることで、特定のプロジェクトに向けた―使い道が限定されている―ものではなく、活動全体に使用することが出来る財源を獲得することができました。
マンスリーファンディングの立ち上げ方
マンスリーファンディングは、伴走支援というサービスと共に提供しています。まずはページ下部にある、無料相談会へお越しくださいませ。
伴走支援の紹介
Syncableでは、マンスリーファンディングの達成をより確実にするために、伴走支援というサービスを提供しております。Syncableのファンドレイザーが、団体に合わせた戦略立案から、日々のコミュニケーションを通して、マンスリーファンディングの成功確度を高めます。マンスリーファンディングをきっかけとし、今後のファンドレイジングの基盤を築いていけるようにサポートさせていただきます。
具体的な伴走支援内容
伴走費用について
決済手数料5%とキャンペーン利用料6%の計11%に加えて、伴走費用が別途かかりますので、ご了承の上、ご検討ください。
伴走支援の事例紹介:成功団体の生の声
Syncableのnoteにて、伴走支援を経てキャンペーンの目標達成を遂げた団体様のインタビュー記事が公開されております。
ぜひご覧ください
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