寄付者アンケートの作り方~寄付者との関係を良くするために〜
こんにちは!カスタマーサポート部の武藤です。
今回のnoteでは、寄付者アンケートに関して説明していきます。
寄付者アンケートとは
クラウドファンディングや、マンスリーファンディングなどのファンドレイジングにおいて、より多くの支援者・支援金を集めるために寄付者アンケートは大事なプロセスです。
現在団体へ寄付をしている方・応援している方に向けてアンケートを集め、”生の声”を聞くことで、ファンドレイジングを行う際にどのような発信、寄付のお願い、リターンなどの設計をすると支援が集まりやすいのかを明確にすることができます。
寄付者アンケートを実施する3つのメリット
1,寄付者のニーズを明確にできる
団体によって、活動内容が違うとともに、その活動に興味を持ってくれる支援者の属性は異なるものです。どのような属性の人が、どのような動機をもって団体を応援しているのか。それに伴い、どのような発信をしていくことがさらなる寄付に繋がったり、支援者との関係構築に繋がったりするのか。寄付者アンケートを行うことで、各団体が提供できる、”理想の寄付体験”を定義することが出来ます。
2,離脱率の防止に繋がる
同時に、このような条件が揃ってしまうと寄付者が離脱してしまう、ということも知ることが出来、離脱率を防ぐための施策を打つことも可能です。
3,さらなる寄付者獲得へのきっかけに
アンケートの結果をもとに、現在の寄付者に向けた寄付体験を提供することで、同様の属性を持つ潜在的な支援者の獲得にも繋げることができます。
アンケートを取って、今後展開していく施策の精度を高めていただけると幸いです!
寄付者アンケートを実施する流れ
寄付者アンケートには、大きく分けて5つのステップがあります。
1,寄付者アンケート調査
まずは、寄付者に向けたアンケート調査です。寄付者がどのようなニーズを持っているのかを明確にしていきます。
Syncableでは基本的なアンケートテンプレートを有している他、団体様独自のアンケート項目の作成等を承っております。
2,分析・示唆抽出
アンケート結果をもとに、寄付者に対してどのようなコミュニケーション要件を満たすことが求められているかということを分析、仮説を設定していきます。
この段階をしっかりと行うことで、以降の施策を強固なものにすることができます。
3,寄付者体験のto be像、ブレインストーミング
仮説を設定したのちに、あるべき寄付者体験とはどのようなものかということを考えていきます。様々な選択肢をあげつつ、寄付者に最適な体験を洗い出していきましょう。
4,団体の人的資源との突き合わせ
設定した寄付者体験を提供する際に、団体の有しているスタッフ/ボランティア数や、コストと見合ったコミュニケーションを行うにはどうしたら良いかということを団体内部で話し合います。理想の体験を提供したいからといって、団体内にリソースが足りなければその施策は難しくなってしまいます。
5,寄付者コミュニケーションの計画立案
寄付者とのコミュニケーションを図るために、年間に実施する寄付者との交流イベントにおけるコミュニケーションの5W1Hがどのようなものかを考えながら、イベントの計画立案をしていきます。
活用事例~認定NPO法人 Ocean’s Love様のクラウドファンディング~
こちらの団体様は、下記クラウドファンディングを行う際に、既存のマンスリーサポーターの皆さんにアンケートを行いました。ページ構成やリターンの内容などを、アンケート結果をもとにして作成しております。
施設内への名前掲載や送迎者の命名投票権など、ユニークなリターンがありました。
これによって、200万円を超える多くの寄付が集まりました!
Ocean’s Love様のクラウドファンディングに関する詳しい記事はこちらから↓
弊社ファンドレイザーと寄付者アンケートを実施してみませんか?
寄付者アンケートは、寄付者を集め、長期的に関係を築いていくために重要な施策です。ぜひこの機会に寄付者アンケートを取り、よりよい寄付体験を支援者へ提供していきませんか?
Syncableでは、弊社ファンドレイザーによる無料の相談会も随時行っており、寄付者アンケートの作り方をはじめ、よりたくさんの支援を集めるにはどうすればいいのか?など、様々な疑問にお答えします。
興味のある方はぜひお問い合わせください。
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