”地域を支えられる薬局”を目指す「あんず薬局(佐賀県)」前編
シナプソロジーを導入したきっかけを教えてください
(佐田様) 平均寿命と健康寿命の差を短くするため、健康寿命を延ばすお手伝いが何かできないかということを考えていた時に「薬に頼らなくても大丈夫な期間を増やしてあげたい」と考えるようになりました。
未病の方々にどういったアプローチができるかなって色々選択肢を探している時に、3年前のケアショージャパンで「シナプソロジー」を知るきっかけを頂きました。
薬局では、薬剤師が活躍しているって思われがちですけど、薬剤師だけではなくていろいろ人が働いております。
あんず薬局ではもちろん薬剤師が活躍していますが、一緒に働く管理栄養士や事務のみんなも一人一人が患者様、地域の方々のことを思いながら仕事に取組んでいます。
シナプソロジーに出会ったときに、「これだったら薬局で働く、薬剤師、管理栄養士、事務それぞれが地域の健康の担い手となって活動していける!」と思ったんです。
薬剤師としての立場とか、それぞれの立場で地域の方にアプローチしていく活動したいと思っております。
自分たちもシナプソロジーを始めさせていただいて3年たちますが、公民館や介護施設などにお伺いして高齢者向けに活動しております。少年野球にも参加させて頂き、子どもとも接する機会ができました。
シナプソロジー導入前に抱えていた課題はどういったことがありました?
(佐田様)「健康寿命延伸」を目標に活動を始めましたが、実際行えていたことは「お薬や疾患の勉強会」「InBody測定」や「血圧計、簡易の心電図測定器、血管年齢測定器」などを設置し、異変に早い段階で気づくことのお手伝い程度しかできていませんでした。
測定した結果をもとにもっと的確にアドバイスしできれば、その継続をサポートするところまでやりたいと考えていましたがなかなかその先に進めずにいました。