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86.「生命型組織」


皆さん、ティール組織という本を読んだことはあるだろうか。
2018年にベストセラーになった、有名な本である。
よかったら見てみて下さい!


僕は散々noteで、これからはより一層、組織(チーム)作り、開発が重要になってくると言っている。
その理由として、変化が激しいこの現代、変化に柔軟に対応し行動を変化出来る組織ではないと残っていくことが厳しいからだ。
個人としてでも変化に対応出来ないとダメなのだが、組織を作る、もしくは組織に所属しているのであれば、組織として対応出来ないとダメ。


そのためには、やはり組織作り、組織開発が大切なんだと思う。
#組織
#見直そう


その中で、組織作り、組織開発に転用出来る考えだなって思ったのが、「ティール組織」


組織開発は、古今東西を問わず、企業にとっては重要な課題だ。今までもさまざまな組織論が生まれてきたが、2018年より大きな注目を集めているのが「ティール組織」なんだ。


ティール組織とは、社長や上司がマイクロマネジメントをしなくても、目的のために進化を続ける組織のことだ。そのため指示系統がなく、メンバー一人一人が自分たちのルールや仕組みを理解して独自に工夫し、意思決定していくという特徴が見られる。


ティール組織に移行する意味や期待されていることとは、何か。それは、組織内の階層的な上下関係やルール、定期的なミーティング、売上目標や予算などといった、当たり前のように行われている組織構造や慣例を撤廃し、意思決定に関する権限や責任を管理職から個々の従業員に譲渡することで、組織や人材に革新的変化を起こすことだ。


ここまでをまとめると。
「メンバー1人1人が主体的に考え行動出来る、1人1人がリーダーである必要がある。」ということ。


ティール組織では、ウィルバーのインテグラル理論における「意識のスペクトラム」を元に、組織フェーズを5段階に分けてとらえている。


5段階全部、説明すると長くなってしまうので一つだけ紹介したい。

まず、5段階というのは組織の進化を内包しているということだ。ティール組織は突然変異的に生まれた組織のあり方ではなく、進化の過程で必要なものを組み込んだ結果、誕生するのである。


最終進化系の「生命体組織」を説明しよう。


ティール組織は「生命体」と比喩される。組織は社長や株主だけのものではなく、組織に関わるすべての人のものととらえて、「組織の目的」を実現するために共鳴しながら行動をとる組織のことだ。ティール組織には、マネージャーやリーダーといった役割が存在せず、上司や部下といった概念もない。

社長や管理職からの指示命令系統はなく、構成員全体が信頼に基づき、独自のルールや仕組みを工夫しながら目的実現のために組織運営を行っていく。

そして、ともに働く構成員の思考や行動がパラダイムシフトを起こすきっかけとなり、さらなる組織の進化につながっていくのだ。



まとめ。

冒頭でも伝えたが、組織の最終系は「ティール組織」であり、1人1人が主体的に考え行動し、所属する組織をみんなで作っていくことが大切なんだと思う。

組織作りは、長い長い時間が掛かることは大前提。
少しずつ少しずつ、強いチーム、1人1人が主体的に考え行動出来る組織を作っていこう。

困難を乗り越える、変化に対応出来るのは組織力だからね。

よし、今日も頑張ろう!!


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