ボカデュオAメロ編
前回のBメロ編に引き続きAメロです。Bメロとサビで流れが成立しているのでAメロはなんでもいいんだろうなと思っていました。
1.メロについて
人が歌うので低めに書きました。何でもいいといいつつも、Aメロは第一印象に直結するんであんまりシンプルも考え物です。それなりに印象的になるように頭はⅥマイナー感と疾走感は意識しました。
2.進行について
Ⅵm Ⅲm Ⅱm Ⅳ Ⅰsus2 Ⅰ
Ⅱm Ⅲsus4 Ⅲ Ⅳ Ⅱm7 Ⅲ7
Ⅵm Ⅲm Ⅱm Ⅳ Ⅰsus2 Ⅰ
Ⅱm Ⅲsus4 Ⅲ Ⅳ Ⅴ7 Ⅵm
Am Em Dm F Csus2 C
Dm Esus4 E F Dm7 E7
Am Em Dm F Csus2 C
Dm Esus4 E F G7 Am
ややこしいのでコードも書いときます。
5番目のコードは元々はsus4でした。sus2に変更したのはその後にまたsus4が来て鬱陶しく感じたため。サビでセカンダリードミナントが使えなかったストレス解消でここで使いました。
ここもBメロ前半同様に4拍チェンジを主体として、後に来るBメロラストの2拍チェンジへの変化が映えるようにしています。
3.オケについて
Aメロのトラック構成はこんな感じです。
シンセ (アルペジオとテケテケしたやつの2本)
コード (ピアノ)
ストリングス
ギター(2Aのみ)
ベース
ドラム
世界観の変化として2Aのストリングスは高めで目立たせました。ハイエナさんからKinetic Wayの刻んだ2Aが好きと聴いていたので、そのノリは反映させるように意識しました。コードはピアノに変更して闇な感じにしました。
前半のとこボーカルとボーカルの隙間が気になったので、合いの手的にピアノで埋めていきました。Bメロとの間に1小節空けたのは歌い手ボーカルだから忙しい感を抑制するためです。
進行的にシンプルにと思ったけど、結果的には凝ってしまった気がします。まぁ聞いた感じ変な違和感なくすっと入ってくるなら実質シンプルってことでいいやと思いました。