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肉体と精神を養う・エネルギー・整理整頓・命【27】山雷頤(さんらいい)彖伝解説
摂取するもので運命が変わる。栄養は目的で異なる。環境と経験と解釈は鏡。然るべき時と万物を養う。
修正&更新(2022/02/15)
この【27】山雷頤(さんらいい)という卦は、「欲望の問題と養う養われる」ということについて書かれている卦です。
このNOTEは山雷頤(さんらいい)の彖伝の解説をしたものになります。(以前書いた【27】山雷頤(さんらいい)について書いた4つのNOTE→
・【肉体と精神】摂取するもので運命が変わる【27山雷頤】「頤、貞吉、養正則吉也」【彖伝①】
・【エネルギー】栄養は目的で異なる【27山雷頤】「観頤観其所養也」【彖伝②】
・【整理整頓】環境と経験と解釈は鏡【27山雷頤】「自求口実、観其自養也」【彖伝③】
・【命】然るべき時と万物を養う【27山雷頤】「天地養万物、聖人養賢、以及万民、頤之時大矣哉」【彖伝④】
をひとつにまとめたものになります。卦辞・象伝・爻辞は入っていません)
【27】山雷頤(さんらいい)
上九━━━
六五━ ━
六四━ ━
六三━ ━
六二━ ━
初九━━━
『彖伝』
「頤、貞吉、養正、則吉也、観頤観其所養也、自求口実、観其自養也、天地養万物、聖人養賢、以及万民、頤之時大矣哉」
「頤は、貞しくして吉なりとは、養うこと正しければ、則ち吉なる也、頤を観るとは、其の養う所を観る也、自ら口実を求むとは、其の自ら養うことを観るなり、天地は万物を養い、聖人は賢を養い、以って万民に及ぼす、頤之時大いなる哉」
(いは、ただしくしてきちなりとは、やしなうことただしければ、すなわちきちなるなり、いをみるとは、そのやしなうところをみるなり、みずからこうじつをもとむとは、そのみずからやしなうことをみるなり、てんちはばんぶつをやしない、せいじんはけんをやしない、もってばんみんにおよぼす、いのときおおいなるかな)
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