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#2 FAP療法を3年間受けた私が感じた変化

二日目にして残業が長引いてしまって時間がない……。継続って大変。

今日は、私がFAP療法に受けて「振り返ると、確かにこういう変化があったな~」っていうところを書きます。

FAP療法をどれくらい受けたか
2017年の春から、インサイト・カウンセリングにて受け始めました。3年間、最初は月1~2回でしたが、最近は2~3カ月に一回くらいです。
本当はもう少し頻度を上げたいんですが、いつも月初めの予約を忘れてしまうんですよね…。
実はお世話になっていたカウンセラーの方が最近退職されてしまい、驚きと同時にさみしくなりました。本当にありがとうございました…!!

FAP療法を受けてから感じた変化
最初に書いておきますと、大嶋先生が本やブログで書いている通り、セッションを受けている最中や直後で「変わったな~」って感じることはあんまりないんですよね。セッション中に寝てしまったり、「今日何についてやったんだっけ?」と忘れてしまうことも多々あります。
回数を重ねていくうちに、後から振り返って「今思うと、あれよくやり始めたなー」って自分でしみじみ感じることの方が多い。

①一人暮らしを始めた
これが一番大きいです。
20代後半になっても実家から離れられませんでした。両親と仲良いし、勤務地も家からそんなに遠くないし、する意義が見いだせないなあと思っていました。
でもその根底には、「私に一人暮らしなんてできっこない」という漠然としたイメージがありました。
自室も片付けられないし、手伝いもしないし、料理もできない。きっとぐちゃぐちゃの汚部屋でダラダラ暮らすことになるんだ…。そんな思い込みで「一人暮らしをする」っていう発想が全くなかった。
それが、何かの拍子に不動産屋さんのサイトから内見を申し込んで、店舗に足を運んでいました。二件目の地元密着型の不動産屋さんにお世話になり、見事に初めての一人暮らしには十分すぎる環境を手に入れました。
でも決めてからの、両親からの足の引っ張られとネガティブエネルギー攻撃はすごかったですけどね!
(うちは母が支配者、父が嫉妬バリバリの雷攻撃をしてくる自己肯定感が極端に低い過干渉な人です)

②両親に絶望するようになった
「絶望」といってもそんなにひどいことじゃないです。むしろ普通の人たちが普通に経験する反抗期に近いものです。
これまで両親に対しての神聖視が強すぎたので、その落差で「絶望」くらいの衝撃があったので、その表現です。
学生時代まで「私はこの家の子だなんて、なんて恵まれてるんだろう」と本気で思っていました。
経済的にも安定しているし、両親ともにシュッとしている(関西弁)だし、親とも仲良いし(特に母親とは友人のように仲が良い)、良い経験もいっぱいさせてもらったし…。
と思ってたんですが、大嶋先生の本やFAPに触れるにつれて「あれ?! そうじゃないんじゃない?!」と化けの皮がどんどん剥がれましたw
過干渉だし、私に罪悪感を抱かせてコントロールしてくるし、なんで私が怒りを表現するのは「怖ーい」「そんなつもりで言ったんじゃないのに~」って謝りもしないのに、そっちが怒るときは徹底的に怒りを表してぶつけてくるの理不尽じゃない…? とか気づき始めたらあれよあれよという間にでした。
少し前から言われている、「友だち母子」ってどうなんだろう。ちゃんと対等であれば良いと思うけど、気づいたら私のように共依存・自分の感情が分からなくなるケースもたくさんありそうで、気をつけて欲しいです。

③オタクコンテンツにそれほど興味を持たなくなった
これも影響あるかも。
前はオタクな創作活動第一! だったんですけど、今は少し優先順位が落ちました。
見るは見るし、好きなものは好きなんですけどね。仕事がある中、時間をやりくりして作品を作ることは楽しいし。しんどいけど。
年齢や時代の流れもあるのかもしれないけれど、前ほど入れあげてのめり込むことは少なくなったような気はします。
私の感覚なんですけど、オタクしすぎているときって、アドレナリンやドーパミンが出過ぎてる感覚になります。脳がしばらくオーバーヒートしているような気が…。

カウンセリングが気軽に受けられる世の中になりますように
以上、FAP療法を3年受けた私が感じた変化でした。

前に人から聞いたんですが、オーストラリアでは普通のサラリーマンが「ちょっとしんどいな」って感じたときにはすぐにカウンセリングを受けられる社会がなっているとか。
「日本では~、海外では~」って一概には言えないかもしれません。けれど日本でもそうやって、ごくごく普通のひとが気軽に、自分に合った手法のカウンセリングが受けられる時代が来ると良いなあと思います。

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