ASD持ちによる感覚過敏/鈍麻の世界

続くかはわからんけどちょっと自分の中でも整理したいので続く可能性が高いシリーズ？です。

ヒプノシスのドキュメンタリーを観ました。
彼らが知り合ったばかりで、若くてまだ将来のこともあんまり考えなくてよくて、とりあえずあそぼうぜ〜となっていた時代は1960年代後半。なんとなく想像はつくかとは思いますが薬やって退廃的に過ごそうぜブームが起こっていた時代だそうです。そんなこともあり、現代の人たちがお酒を嗜むくらいの軽いレベルで違法薬物に手を出しちゃってたみたいな人がたくさんいらっしゃるそうです。日本…はあんまりわからないんですけど、とりあえずアメリカとかイギリスはそんな感じだったようです。

ほんで、後のヒプノシスやその仲間たちも例外なく？薬やって音楽聴いて〜みたいなことをしていて。で彼らは悪い方向にアンテナ立てちゃってて、つまりLSDにも手を出してしまって…。そっちはたしかに効き目すごかったけど後遺症も酷くてなんとか精神科にかかって立ち直ったって話がありました。ただ、ヒプノシスの仲間であるピンク・フロイドの中心メンバーであったシドさんはここで相当なダメージを受けてしまい、バンドを抜けてしまうことになります。本当にお気の毒です…。

で、本題なんですけど、私は違法薬物なんてやらないしやりたくもないんですけど！！！！（大声）
ここの映像がちょっとしたそういう編集されてて、めちゃくちゃ既視感があって。
色々考えていたら「あっこれ真夏に歩いてて家帰ったらなんかむちゃくちゃ暑くて頭痛薬と水飲んでエアコンガンガン回してなんとか回復するアレの時に見るやつじゃん！？」となりました。つまりこれ熱中症ですね。熱中症の時の視界に似ていました。真夏に熱中症になるくらい外を歩くな。しんじゃうよ？

なんというか、感覚過敏と感覚鈍麻の合わせ技って感じがします。

↓ここから個人の感想
夏の光ってもうなんか朝からガンガン工事しててうるせええ！！って感じです。そういうものだから仕方ないけど正直ｳｻﾞｲ…というのはまあ、現実の工事でも同じだと思います…。インフラ工事、大事なのはわかるけどわかるけど…！
大事だから、こちらが自衛します…。
夏の光も仕方がないので自衛します…。
感覚過敏は自衛するしかないです。社会さんサイドにそこまで求めるとなったら自由を捨てる必要があります。
自分は五感が人と比べてちょっとずれてますけど、それはそれとして自由も愛しているので。

一方、私はおさんぽが好きなのですが、真夏であってもおさんぽ欲を抑えることができずにおさんぽに突入して案の定熱中症みたいな感じになってしまいます。
タチが悪いのは温度と湿度が自分にとって危険なものであると実感できない（「あれ？思ったより涼しくね？※30度以上あるので全く涼しくない」）のと、あまり水を飲まない（のどが渇いたみたいな感覚がよくわからない）点です。
世の中には痛みがうまく感じられない方々もいらっしゃるようです。大怪我をしても気づくのが遅くなってしまう可能性があり、包丁とかは使えない…。と危険と隣り合わせの生活をしていらっしゃると以前なんかで見ました。（雑でごめんなさい…。）そんな大変な方々と比べるなんて、大変烏滸がましいのは承知です…。それを踏まえて書きます。
感覚鈍麻は危険な場面もあります。温度や気温がうまくわからない点については、天気予報とか見る→自分にとって危険な環境になるかどうか判断する→服装などを決める、といっためんどくさいプロセスを踏む必要があります。喉が渇いたのがあまりわからない点については、飲みたくはないけどこの量の水を今日中に飲もうというノルマを自分に課して無理やり飲んでいます。大変辛いです。
感覚鈍麻については、正直やりたくないんですけど、自分の生存のために必要だから…と理屈で理解して、感覚ではなく数字や目に見える量を信用して生活をする必要があります。

まだ2月なので気が早いかと思いますが、これからそもそも暑いだけでも憂鬱なのに大気が不安定になり雷がドンドン鳴りやがる生き地獄の季節がやってきます。
雷って光＋振動＋音の合わせ技なのでだいぶダメです。当たるとしんじゃいますし。
抗不安薬ぶち込んでなんとか耐えようと思います今からほんと嫌だ…

今日のお話は視覚とか触覚のお話がメインでしたかね。聴覚と嗅覚と味覚のお話もできたらやりたいです。

皆さんも寒さにはお気をつけてお過ごしください。
おわりです。