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喉ケア・スロートティーに助けられる

今年10月19日に喉の異変を覚え、発熱。
その後、風邪自体は軽症だと思っていたのに、止まらぬ咳が、実に一ヶ月以上おさまりませんでした。
しつこい!!
11月23日に新嘗祭のご奉奏で歌うおつとめがあったので、ヒヤヒヤしたけれど、さすがにここでは気合が違うのかご神恩によるものか、
咳もなく、一ヶ月休養していた声が、これまでにない響きとなって流れ、安堵いたしました。

最後の一音をはじきとめた瞬間を撮っていただきました

この日を境に、未だに若干むせるような咳は残りますが、なんとか完治。今回の喉風邪は本当にしつこかった。

風邪で病院へ行ったり、市販薬を飲むことはないのですが、病院へ行ったら、今流行りのナンタラいう病名をつけられていたかも。
でも気管支にも肺にも影響はなく、息苦しさも胸苦しさもなかったし、鼻水やタンもなく、ただ咳とだるさと、時折熱っぽくなっただけで、これまでに経験のない、しつこいだけの変な症状でした。

あまりにも喉不調と咳が続くもので難儀していたら、スピリチュアルな知人が、
スロートチャクラの影響じゃないか、と。
言いたいことを言えず溜め込んでいたり、表現したいことを抑えていたり、内的鬱屈が、それを司る喉のチャクラに影響する。
それは私も知っていて、確かに前から思うところはあったけれど…今さらな気がする。

龍角散タブレットの桔梗で喉の腫れがおさまったことがあって、桔梗湯が効果あることもわかったので、

漢方でも、桔梗湯を今回から取り入れていますが、一進一退のまま。
咳の何が困るかといえば、歌ったり、笛を吹いたりしにくくなること。

現実問題として、歌うときは、腹から声を出すクセがついているので、喉は息吹の通過点の感覚で、さほど声帯に負荷はかけていないと思っていたけれど、
当然、声帯にだってお世話になっています。
長引く咳に加え、夏以降、『枕草子』をほぼ毎日歌うのを課題にした頃から、
これまで頑丈な声帯に甘えきっていたものの、
のど飴や龍角散ダイレクト以外でも、少しは喉ケアを意識しないとな…と思うようになっていたところだったのですが、

これらの現状を知った永の友人が、サプライズで、スロートティーなるハーブティーを送ってきてくれました。

なるほど、そういうものがあったのかと、いただいてみたら、
喉の調子が少しよくなった気がしたし、
なにより美味しい!

ハーブティーはクセが強いものもあるけれど、
これは青臭かったり酸っぱすぎたりや、苦味もない。
ほんのりと甘く、普通に飲みやすくて、とても気に入りました。

私は実はお茶党で、緑茶を主体に、一日中、なんらかのお茶ばかり飲み続けています。
これも今後、欠かせなくなりそう。

友人は通販で見つけてくれたようですが、すぐに飲み終わってしまいそうだったから、
どこかの店頭で売ってないかなと、それらしいところを覗いたら、
“スロートティー”を銘打った、違うハーブティーをふたつ見つけました。

左の赤いパッケージが、友人が送ってくれたもの。
真ん中の青いのは、成城石井で見つけたもの。
右の黄色いのは、KALDIにあったもの。

それぞれ入っているハーブは異なりますが、共通しているのは、リコリスが主要なこと。甘草。
お釈迦様のお誕生日にかける、アマチャヅルかな。
砂糖とは違う質の、ほんのりとした甘さ。

友人からもらったスロートティーの配合
KALDIのヨギティーの配合
成城石井のスロートティーの配合

成城石井のスロートティーはスッキリクールを意識しているようで、
ペパーミントとユーカリが入っています。(だからコアラなのか)
すっきり感が気持ちよく、主に部屋でデスクワーク時に飲んでいます。

一番喉に良かった印象なのは、友人がくれたスロートティーですが、通販のみかもしれないので(なるべく通販は使いたくない)、
ここ一番とっておき!の日に使い、

通常は、次にいい感じで、KALDIで手に入るヨギティーを、自宅でも、タンブラーで外出時にも飲んでいます。

そういえば、時々利用するデパートで、有機ハーブを調合して計り売りしている店があったっけ。
高価そうなのであまり覗かないけれど、今度、ここにもスロートティーがあるか、チェックしてみようかな。
(後記:後日覗きにいったら、それらしいお茶が、前記のお茶の3倍のお値段でした…やっぱり手が出せない)

これらに出会う前の私が、素人ながら喉を意識して常用していた常備品は、

  • 緑茶(静岡県人なので常飲)

  • 生姜湯・生姜入り紅茶

  • 龍角散のど飴・タブレット・ダイレクト

  • 漢方/桔梗湯・銀翹散

  • ココア

  • 蜂蜜・プロポリス・マヌカハニー

  • 重曹+クエン酸を飲む

等でしょうか。

緑茶や紅茶は一年中ホットで飲むのですが、殺菌作用その他の効用も期待できると思うし、
生姜も同様で、これからの時期は温まるので、効用以前にもともと好きで常用。

また、ハッカ系が子供の頃から好きなので、ハッカやペパーミントの飴や飲み物、タブレット、アロマ、
主要アロマではユーカリを愛用しています。

漢方は、桔梗湯も今は常備していますが、
それ以前は、喉の不調には銀翹散を使っていました。

蜂蜜系やココアは、最近、声楽家の記事で喉にいいと知って、
ヨーグルトや、重曹を飲む時に活用しています。

プロポリスはプロの舞踏家の友人のオススメで、少しの風邪ならこれで治ると教えてもらいました。

オペラ歌手とか声優など、ハードな本職のプロの声楽家に知人がいないのが残念で、
そのような喉が命のかたがたが、実地ではどんな注意をしているか、もっと知りたいところです。

まぁ今のところは、背伸びせずともできる身近な方法で、やれることはやっていきたい。

風邪なんてひかないにこしたことはないけれど、
気をつけていても、ひく時はひく。
私はたいてい、どこかから移されたりもらってくるような流患とは無関係に、定期的に発症する時期があり、
これは毒出しデトックスと休養時期なのだと理解しています。
だから病院や薬より、ひたすら休んで治す。

いつも、軽症でも長引くのが困りものだけれど、
今回はたぶん、これで当分は大丈夫。

自分の身は自分で守るもの。
はた目や職場から、風邪で休むのは甘えだとか、体調不良は氣のたるみとか、自己管理能力がどうとか言われたとしても、
自分の体が教えてくれる、危機管理のサインであり、それが健康のための自己調整と思っているから、
休むべき時には休み、自分にいいと思うものは取り入れて、自分なりのケアを日頃から心がけ、
四季折々を過ごしていきたいものです。


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