見出し画像

小田原から新幹線ひかり〜今日の富士山

始発で自宅を出る直前、まさかの大雨!!

家を出たギリギリでの雨だったので、
荷物の雨対策もできず、
たぶん一時的なものだから傘も持てず、
駅まで雨に濡れながら走りました。

いや〜このタイミングで降られるとは思いませんでした。
ずぶ濡れとまではならなかったのが、せめても。

夜明け前の真っ暗から、夜が明けても、
小田原までの車中は、どんよりと雲が厚く。
けれども、新幹線に乗ったあたりから、回復してきました。

そして吉原あたりから富士川までの間、
少しずつ雲が晴れて、
我が父祖のお山が、うっすらと姿をお見せくださいました。

雨雲のカーテンが開かれたように
雲の綿帽子で、常よりこうべが高く拝せます
富士川の鉄橋が入ってしまった

うっすらと霞むお姿は、
御簾ごしに綿帽子と領巾をまとうかのご様子。

私は富士山本宮浅間大社を産土として、
富士山のお膝の上で、生まれ育ったので、
日々、見慣れていたお姿ですけれど、

同じ姿は決してなく、
たとえ曇って見えなくても、
お山の氣に常に包まれて、過ごしてきました。

今は離れて暮らすため、
このような折に垣間見るお姿だけれど、

いつ見ても、慕わしく有難く。

これから向かう舞台リハーサルの成果を、心に誓いつつ、
ご加護をお祈りして、
座席に身を預けております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?