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生きられるということは、当たり前ではない

時節ということもあるのかもしれないけれど、このところ、身近な訃報をよく聞く気がします。

その中でも衝撃だったのは、つい昨夜知った、
まだ若い知人の訃報。

明るくて快活で行動的、
楽しいこと、美味しいものが大好きで、
いつも笑っている印象しかない人です。

年末に不慮の事故に遭い、
新年の松が明けた頃に、とうとう…と、
旦那様がSNSを通じて、ご報告されていました。
小さなお子様を残されて…

疫禍でも、長患いでも、天災でもなく、
突然ふりかかる不幸が、日常の身近に、実はある。

あたりまえに、のほほんと生きていられることの、実はなんと稀有なこと。

気をつけていても、いつどこで、どんなことに見舞われるか、予測などできない。
大切に大切に、今、この時を生きなければ。

自分のためだけではなく、誰かのために。
甲斐ある生き方をしたい。

命を替わることができない以上、
恥じない、悔やまれない生き方をしなければ。

何をどう考えていいかわからない意識の中で、
そんなことを思うしかありませんでした。

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