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いやな特許が見つかって

note295にちめ。日曜にて、知財部のおはなし。

【日曜知財劇場】
いやな特許が見つかって

特許には大きく、
・出願後(基本的には1年半で)出される公開特許公報(公開公報)と、
・審査でOKとなって成立してから出される特許掲載公報(登録公報)とがある。

出願時は特許請求の範囲(請求項)を広く書くことができる。が、結局は特許の要件を満たす部分しか特許してもらえないので、多くの場合、出願人はその要件を満たすように請求項を限定する。限定すればするほど文字は増える。

デ、
公開公報の請求項は短い(=特許請求の範囲が広い)が、登録公報の請求項は長い(=特許請求の範囲が狭い)という結果になる。

実際の権利範囲はモチロン登録公報に記載されたほうである。が、上記漫画のように公開公報の情報でヒヤとなることも(しばしばある)。


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