そんなにいいの?
最近ずっと
ぼくの世界が滲んでいる
明かりを見つめないようにしても
夜ばかりか昼までも
1日中ずっと
ぼくは最近 気づかないフリをして
カラ元気ばかりで
とうとう弱ってしまった
わかっていて 恐れていたことは
遂に始まったようだ
そして 動き出しているようだ
どんどん 進みだしているようだ
もう進めやしないじゃないか
“進め”の光は 人の気持ちも知らない
“好きな人の好きな人”っていうのは
たいてい誰でも気付きやすいもの
『なんでなんでしょうね』
でも そういうものだと思う
悲しいね
滲む目の前と 心とに
ある春の歌が10cmくらい流れて
少しだけ 晴れ間が見えた
たまにはいいでしょ
マイナス同士の掛け算を
思わぬところで実感する
しっかりしなきゃだな 俺。
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