ヨット旅 小笠原父島航海:鳥島ー孀婦岩

画像1 お隣さんの41FTヨットで西伊豆を出港、父島まで4名で5日間の船旅に出かけました。 途中八丈島、青ヶ島の近海を通過しますが、今回はノンストップで父島を目指します。
画像2 航海2日目八丈島が見えてきました。 そして更に50マイルほど南下すると青ヶ島です。
画像3 青ヶ島沖で、ドコモの電波を掴む事ができました。 この島も火山島で、港への接岸はとても難易度が高い島です。 全工程の半分を消化しました。
画像4 航海は4時間毎にワッチのローテーションを組みます。 昼間はイルカに出会えることも。
画像5 3日目遠くに鳥島が視認出来るようになりました。
画像6 5月後半では、殆どのアホウ鳥は北に飛び立ってしまったようですが、クロアシアホウドリが優雅に飛んでいる姿をカメラに納めることができました。羽ばたく事なく滑空する様に飛ぶ姿は感動です。
画像7 海面スレスレに飛ぶのは魚を探しているのでしょうか?
画像8 小笠原丸で出会ったガイドさんは野鳥の撮影を専門に島に年間何度も通う方でした。 カメラも大型望遠レンズで野鳥を狙っていました。
画像9 以前は測候所に人が住んでいたとのこと。今でも建物が残っています。 また鳥島はアホウ鳥の繁殖地で、現在も保護活動が続いています。
画像10 測候所跡の建物が斜面に張り付いています。
画像11 ただ、活火山であることから、繁殖に適した場所は限られる様である。
画像12 吉川昭の「漂流」  江戸時代に遭難した漁師が7年間島で暮らし、流れついてた材木で船を作り、自力で脱出した話を史実に基づき小説化した本である。
画像13 ジョン万次郎ももしかすると、この海岸に流れ着いたのかも知れません。
画像14 新たな噴火で流れ出した溶岩流が海岸に到達しています。
画像15 3日目のハイライトは、孀婦岩への接近です。鳥島から40マイルほどの距離に突然現れます。
画像16 孀婦岩がだいぶ近くなってきました。 高さ100mぐらいある直立の岩が突然現れて暫く皆写真や動画を撮りまくる。 ここから父島までは180マイルほど。沼津のホームポートから、父島までの距離は500マイルの航海でした。5日間の旅となりました。 父島までの航海はヨットマン憧れの航路です。我々も天候に恵まれ、十分に航海を楽しむ事ができました。

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