【残り349日】同じ土俵に上げようとは思わない心がけ
人にものを教えていてふと思いました。
どんどん差別していくべきだ
と。
一切の誤解を恐れずに書きました。決してネガティブな意味は含んでいません。
簡単な説明をするだけで何でもやってくれるタイプの人と、ゼロから教えなければ何もやってくれない人の2パターンがいます。
誤解を恐れず、自己都合で、理不尽な表現を使うと、できる人とできない人に分けることができます。
教える側がせっかちな人の場合、
できる人にだけ教えて、できない人は見捨ててしまおう
と考える場合があります。
もしくは全て「できる人の基準」で教えようとします。
少しアクセルを踏むだけでものすごいスピードを出せるスポーツカーのような人材ばかりが揃っている組織なら、そういう判断や基準が通用し、そういったノウハウが醸成され、良い結果へとつながっていくのかもしれませんが、世の中の大半はそんなに都合よくあれこれ揃っているわけではありません。基本的には無実で無名なもので溢れています。
そうなると少し辛抱強く説明を繰り返さないといけない人にも結構な頻度で遭遇します。そしてこれは回避不可能なイベントのひとつです。
でも良いんです。教える相手にやる気さえあるのであれば、気長に教えましょう。やる気はあるけれどその発露の仕方がわからないのであれば地道に諭していきましょう。
世の中にはやる気はあるのに物事へのぶつかり方がわからないというタイプが多いように感じられます。
そもそもやる気があり、かつそのやる気との付き合い方を十分理解している人は、与えられた課題をノーヒントか、もしくは少ないヒントでバンバン解いていけます。
だから先輩は後輩に対し、道筋と同時にヒントを与えてあげなくてはなりません。
わかっている人には手がかかりません。
一方でわかっていないに人は多かれ少なかれ手がかかります。だからこそケースバイケースで道筋を照らしてあげなければなりません。できる人と同じ土俵に上げてはならないのです。
最初からできなくても良いんです。周りと比べたときに手札が少なくても良いんです。できるようになるという強い気持ちを持ちましょう!