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人の断捨離

以前からよく聞く言葉でネットで調べてみたところ下記のような意味らしい。
断:新たに入りそうな不要なものを断る
捨:家にずっとある不要なものを捨てる
離:物への執着から離れる

つまり「断捨離」とは不要なものを「断ち」「捨て」、物への執着から「離れる」ことで、もったいないという固定観念に凝り固まってしまった心を開放し、身軽で快適な生活と人生を手に入れようとする思想のようだ。

私は昔から物への執着はない。そのため不要なものはすぐに捨てるので自然と断捨離はできてるのではなかと思う。

ただ40歳を迎えるくらいから人に対しての断捨離をしている気がする。冷たい人間に見られるかもしれないが、物なんかより人の断捨離の方が数倍重要だと思う。

人生も折り返しにかかり、当然のように1日24時間しかない中で、どのように時間を使うかというのはすごく重要で、無駄な時間など1秒も作りたくない。

人の断捨離において障壁になってくるのは「同級生、先輩、後輩」というワードである。同級生と後輩というのは断捨離がしやすいが先輩はなかなかハードルが高いと感じる。

同級生に関しては何も気にせず昔のように話ができて飲みに行ければ、何も問題はないがそうもいかない。なぜかというと歳を重ねるごとにライフスタイルが少しづつズレていって、会話も合わなくなり、金銭感覚もかわってくる。食事に行く店の価格帯までに気を使わないといけなくなる。これは小遣い制の家庭もあり、仕方ないことではあるのだが、、、言葉が悪くなりそうなのでやめておく。

同級生、後輩に関してはなんとなく自然にフェードアウトしていってる気がする。やっぱり飲みに行って意味のある時間を過ごしたいし、楽しくない人とは飲みに行きたくない。そこへの感覚がより一層強くなってきてる気がする。

先輩に関してはなかなかやっかいで、何歳になろうが先輩感を出してくる人が一番困る。当然、尊敬する先輩からのお誘いは喜んでいくし、貴重な話も聞けるので有意義な時間になる。逆に尊敬できない先輩との時間はほんとに地獄である…

尊敬できるできないの違いは何かを自分の中で掘り下げてみた。
自分にとってプラスになるかどうかという言葉がしっくりくる気がする。
プラスというのは金銭的なことだけではなく、考え方なども含まれる。

ただ、よくよく考えると金銭と考え方はセットになってる。自分にとってプラスになるような考え方の先輩とは、ビジネスの関係も成り立ってるので、金銭的にもプラスになる。それでいて、その先輩としても私との関係でなにかしらのビジネスが成立してるのでプラスになっていると思う。

言語化が難しいが、結局昔から使われてる言葉の「WIN-WIN」が成り立ってるかどうかに尽きるのではないかと思う。

逆に尊敬できない先輩は「WIN-LOSE」の関係で、後輩やねんからええやろという雰囲気がプンプンでてる。つまり自分の利益しか考えてない。そういう先輩との関係は断捨離していってる。

私は週3~4飲みに行ってるが、今は心から楽しいと思える人だけと行くようになった。今後もそのようなスタイルでビジネスをやっていこうと思う。


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