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だから不動産はやめられない。
久しぶりに不動産の記事です。
1年ほど前に大阪の中心で購入したビルがあります。
かなり古いビルでしたが、場所もよくまだまだよくなると思わせる物件でした。
その物件の購入に仲介会社の社長が1年ほど交渉を重ね、やっと購入することができました。
購入条件としてビルの所有者様が持ってる新潟県妙高市の別荘含む6000坪と土地も一緒に購入してくれることが必須と言われました。
実際現地を見るとなかなかの物件で、建物は古く土地は境界が分からず雑草生えまくりの土地でした。
それでも毎年の固定資産税は数十万かかります。
あと、温泉使用料などいろいろな経費が何もしなくてもかかってくるような物件でした。
10年ほど前に神戸市内で300坪100万という格安物件を購入してしまい、いまだに売れずに持ち続けているという物件もあります。
要は「安物買いの銭失い」ですね。
その土地も固定資産税が毎年50万近くかかってくるので、実質今現在の取得費は600万近くになってます。
不動産は安ければいいというものではなくて、維持費もしっかりと考えないとかなり損をするのです。
ネットなどで1円で売出してる物件があるのですが、そういう物件は維持費にお金がかかるので、とりあえず売却したいという所有者の考えが見て取れます。
今回の物件もそれに近い感覚を持ってましたが、本命の物件があったため新潟県妙高市の土地建物を購入することになりました。
売買金額はほぼタダでしたが登記費用や不動産取得税などいろいろな費用が掛かってきて最終的には200万くらいで購入する形に。
売れなければ毎年数十万の固定資産税がかかってくるので、早めに売却しないと損は増える一方で、しかも遠方の為、何かトラブルがあっても簡単には向かえないという状況でもありました。
それに加えて豪雪地方ということもあり、建物には何かあった時の為にかなり手厚い火災保険を掛けることになりました。
そんな状況の中、売却活動を開始し、ほとんど反応がなかったのですが、2ヶ月ほど前に妙高高原周辺のスキー場を開発というニュースが流れました。
シンガポールの不動産ファンド会社が今後10年間で2000億を投資して一大リゾート地にしていくとう発表が…
その発表後、問い合わせが殺到して売却することになりました。
6000坪所有しているうちの建物のある1300坪ほどのみ売却で、残りの5000坪弱の土地はしばらく保有しておくことにしました。
今回売却する土地建物だけでも10倍以上の金額になってます。
ほんとに不動産というのはわからない。
だからやめられないというのが本音です。
このようにしてでた利益を農業に振り分け不動産×農業を成功させたいと思います。