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移住を考えたらBARをひらいてみたくなった話②~食・出会い偏~

この記事はBAR開業を目指している僕(syan)が「何故BARを開きたいと思ったのか。」そのきっかけとなった移住体験先で経験をルポする、報告記事です。開業やお酒に関することはまた別の記事でまとめる予定です。まずは、どんな想いで開業決意に至ったのか。その過程を皆さんと共有が出来たらと思います。

SYTTENN MOTO SYAN-SYAN

食を通して知るそれぞれの移住

イノシシ狩りを体験した後、山の疲れを癒やすべく。僕達は下賀茂温泉「銀の湯」という温泉でひとっ風呂浴びた後、次のプログラムである。、移住者の方が夫婦で営むカレー屋【南豆亭】に向かった。

地域に根ざした【南豆亭】

カレー3種盛り:撮影者俺
スパイスがきちんと効いててチキン・ビーフと全く違う味が楽しめるのは本当に良かった。

うっまぁい!
え?うっまぁぁい!!

キングフィッシャー:撮影者俺
インドで最もメジャーなビール。炭酸が強く麦のコク濃いめ、爽快感ある喉越しがカレーに良く合う。

ビールもうまぁぁぁあい!
あぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~

ずっと移住が夢だった日置雅子さんが店主を務めるカレー屋さん。
本当に最高でした。日置さん初めての地方移住ということもあり、まずオープンする前に地元の方に試食会を4回もして、地域の方達の意見を募ったのだとか。

最初はジビエをメインにする予定だったが、
「逆に地域の人はイノシシを食べない」
ということが発覚。

農作物を荒らされたり、解体されるシーンがフラッシュバックしてあまり気持ちの良いものではないんだとか。
地域の物をただ使えばいいというものではなく、それなら南伊豆では食べる機会が少ないタイ米をメインに本格カレーを作ろうとすると、今度は白米の方が良かったり、オープンまで色々と試行錯誤の連続であったそうです。

左:店主の 日置雅子さん

南伊豆の行政が出している【チャレンジショップ】や【お試し移住制度】、【長期移住制度】をフル活用して、まずはなんでもチャレンジというお気持ちで開業された南豆亭、行政との関わり方も重要なんだと実感させられた。


あの子に届け!南伊豆発信【エビしか勝たん】

伊勢海老ラーメン
濃厚海老スープなのに、めちゃスッキリ!

希望者のみが参加の二次会、正直南豆亭でカレーおかわりをして腹がはち切れそうでしたが、参加を決意。行った結果

ほんまに美味いやんけ。

満腹が吹き飛び、いくらでも口に入る。
本当にエビがプリプリで名産の伊勢海老は身が詰まってて美味しくて感激しました。

海老まみれチャーハン
エビがプリプリなのは言わずもがな、チャーハンがパラパラしててほんと美味い!

なにこれぇ????(困惑)
エビぷりぷり過ぎんだがぁ。

こんな溢れんばかりのエビなのに全くしつこくない。
長年中華街でその腕を振るっていた高木誠さん、人生の転機を迎え南伊豆でラーメン屋さんを開く。
都内で店を開いていた際、海老料理が大好きな常連の大学に「高橋さんの海老本当に美味しい!海老しか勝たん!」と大絶賛されたことが心に残っており。

「彼の言葉を店名に、いつか彼に【海老しか勝たん】が気づいてもらえるようなお店にしたい」と高橋さんは語っていました。

いやアツすぎるだろ。
本当に。アツい。
そして海老焼き餃子が本当に美味しい

海老焼き餃子
本当に海老しか勝たん

店主の高橋さんも本当に色々な経験を積まれていて。
「人との出会いが重なって始まった。海老しか勝たんの誕生秘話」や「南伊豆に来たきっかけ」「南伊豆でのサバイブ経験など」お店で提供されるお酒を飲みながら、夜は次第にふけていきました。

「あの大学生に届け!」そんな思いもあり、地元の住民の皆さんに愛されるお店を目指しつつも、確かな味とそのキャッチーな店名とコンセプトを武器に観光客向けに展開を続ける海老しか勝たん。その勢いに圧倒された。

赤が映える「海老しか勝たん」店舗

それぞれの移住を食を通して知ることで

南伊豆、海老しか勝たん2つの店舗に触れて。
より地域に根ざした店舗作りや早々に観光客を意識した店創りなど。
お店ごとのコンセプトがあり、思想があり、想いがあることに直で触れることが出来、本当にアツい刺激を貰いました。
チェーン店にはチェーン店の魅力がありますが、それとは別により個人の考えをダイレクト表現できるローカル店は本当に良かったです。

あれ?移住はともかく、なんかやってみたくなってワクワクしている自分がいる?
そんなことに気づきました。
いろんな人の気持ちに触れて、いろんな人の人生を最前列で楽しめる。
そんな素敵な仕事をしてみたいと強く想ったのです。

普段、満員電車にただ揺られて、くたびれた顔をしている自分では気付けない発見がそこにありました。

めっちゃBARやりたい。
自分もお店を持って、自分を表現したい。自分の想いを形にして誰かに届けたい。そう思ったのです。

そうと決まれば善は急げ。
まずは、ローカル開業や自分でビジネスを始めたいと想っているメンバーが集まるオンラインローカル開業カレッジで一から学び治すことに決めました。

次回はどんなBARを作りたいか。
『弾けろアイディアSYAN-SYAN-Night』です。

▼ローカル開業カレッジ

「自分の生き方を表現する商いを始める」
講義・ゼミ・フィールドワークを通してそれぞれのローカル開業を学ぶオンラインコミュニティ。


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