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🇹🇿タンザニア ダルエスサラーム〜🇿🇲ザンビア リビングストン
この辺りは駆け足になってしまったので1つの記事にまとめる。
タンザン鉄道
タンザン鉄道とは
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タンザニアのダルエスサラームとザンビアのカピリムポシを結んでいる鉄道。
2泊3日約50時間で移動するこの鉄道は旅人の間で大人気で、もちろん僕も予約した。
ちなみにバスだと約40時間でもう少し先のルサカ(ザンビアの首都)まで行ける。
運行は火曜日と金曜日の週2日で、1等・2等は寝台、3等は普通の座席になっており食堂車もある。
ダルエスサラーム発の場合、火曜日発が旧車両、金曜日発が新車両でより人気。
先進国のような快適な鉄道では無いが、アフリカ旅行のハイライトの一つとして僕も楽しみにしていた。
ちなみにオンラインでの予約は出来ないため、駅に直接行くか電話する必要がある。
僕は前週の水曜日に行ったが、数日後の金曜日は完売、翌週の金曜日は2等のみ残席ありと新車両は大人気だ。
幸い翌週の火曜日(旧車両)は1等が空いていたため、それを予約し、それまでザンジバルを楽しむことにした。
運行がキャンセルされた話
この鉄道、全く時間通りに運行しないことで有名だ。
僕が出発当日の集合時間(昼の12時)に駅へ行ったところ、今日中には鉄道が到着しないからまた明日来てくれと言われた。
しかし翌日午後、鉄道到着の見込みが立たないためキャンセルの連絡が来た。
その日の夕方に返金してもらいに駅へ行ったが、まだ鉄道は着いていないとの事。
予定通り金曜日にザンビア側を出発していれば日曜日にこちらに着くはず(現在水曜日)だが、一体どこに行ってしまったのだろうか。
この時点で次の金曜日発は満席、翌週の火曜日はそもそも運行するかも分からないため、仕方なくその日の夜に飛行機でナイロビへ移動し、空港泊した翌朝にルサカへで飛んだ。
ちなみに直後の金曜日発の鉄道も運行しなかったとの事。
恐るべしタンザン鉄道。
ちなみにこの時返金してもらったタンザニアシリングは紙屑同然で、ザンビアでは両替してもらえない、もしくは5分の1程度の価格でしかザンビアクワチャに交換してもらえない。
持ち金が約8,000円分だっだので、1,700円程度にしかならないのだ。
ダルエスサラーム
鉄道のキャンセルが決まるまで暇だったので、アフリカ3大凶悪都市と呼ばれるダルエスサラームを散策した。
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僕が訪れた時はそれほど混んでいなかった
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結論、僕は特に嫌な思いをしなかったし、険悪な雰囲気も感じなかった。
移動はUberもしくはBoltという似たアプリで完結するので、安心だ。
また市街地からバイクで20分ほど(Boltで200円ほど)行った先にマサキエリアと呼ばれる半島があり、その辺りにはレストラン街や洗練されたスーパーもあり、滞在しやすそうだった。
リビングストン
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日本同様にスタッフがそれぞれのゲートにいる。
リビングストンはヴィクトリアフォールズへの拠点の街。
飛行機でザンビアの首都ルサカに入り、タクシーでバスターミナルに移動。
リビングストン行きのバスチケットを探そうと思ったら、まさに今バスが出発しようと動き始めていたので飛び乗った。
リビングストンまでは9時間、375クワチャ(約2,200円)だった。
南部アフリカの先進ぶり
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特にバナナの状態の良さには驚かされた。
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デリも豊富。
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HUNGRY LIONという南部アフリカのKFCのような店
スーパーや露店の生鮮食品は状態が非常に良く、フラッと入ったHUNGRY LIONの店員は全員髪の毛を隠すヘッドキャップを被っている。
とりわけ、他国ではこういった店に来る人は外国人か身なりの良い現地の人ばかりだったが、ここでは普通のザンビア人たちで賑わっている。
もちろんここが観光地ということもあるだろうが、首都ルサカもバスから見る限り整然としており、南部アフリカが発展しているというのは本当だな、と感心した。
物価
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通称ザンビーフ。
バナナは1本10円、ビールは1缶100円、卵は6個で120円、ザンビーフはステーキサイズ1枚120円程だった。
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チキン+ポテトで250円、ソフトクリームは100円だった。
ちなみにここのソフトクリームは美味しかった。
今までアフリカで食べたソフトクリームは食感が人工っぽいというか、日本のものとは異なっていた。
ただここのソフトクリームは日本で食べるものとほぼ同じだった。
物価が上がってきている実感は正直あまり無いが、スーパーも洗練されてきてだいぶ自炊がしやすくなって来ている感じはする。
次はヴィクトリアフォールズへ行ってくる。