HIPHOPの歴史と文化を理解していないとどうなるか？

みなさんお盆休みはいかがでしょうか？
お墓参りには行かれましたか？
ご先祖に感謝ね。

さてまたいきなりですが、
昨晩のZULU NATION MTGでのトピックからの抜粋行きますか。

オリンピックでマスには広がったかと思われる、
Breakin'ですが、確かに拡散は広がっている感が満載です。

ジャンル的には非常にありがたいのですが、
広がり方が非常にデリケートと言いましょうか、どんどん認知が広がると
HIPHOPも名前だけが先行して、

肝心な内容（HIPHOPの文化的なストーリー）が、すっとばされて
例えば、　Breakin'ならばスポーツ競技と勘違いされてしまう。

この辺が一番難しいとこで、
何度も言いますが、HIPHOPはそもそもNYCはサウスブロンクスで初声をあげるわけです。

ギャング同士の抗争で銃で殺人を犯す、このことをもっとクリエイティヴに、
かつセンセーショナルにするためには、HIPHOPでやるしかない！
GUNをMICに替えて、MC(マスターズオブセレモニーのこと）
で相手を打ち負かす。この打ち負かすということは、
相手よりもラップのスキルがうわまわって、
かつ、会場のオーディエンスを盛り上げるという話。

これだけマスメディアにピックアップされても、HIPHOPの４要素を
しかり理解していないと、いっときは上手くいっているように見えるが、CMに起用されたりの商業ベースで利用されたHIPHOPになってしまうんです。

これだけは絶対に止めなければならない！
その為には、現在活動している現役でかつレジェンド的なキーパソンを中心に、再度HIPHOPの文化をたたき込んで行く！
これしかない！

例えば、巷じゃラッパー ってみんながわかる名前ですが、
本来はMC（マスターズオブセレモニーが正式名称です）
今や流行の一つのMCバトルですが、これはMCバトルと名称があるにもかかわらず、内容はMCの内容からかけ離れて、相手を罵る（これはありですが）
あまりにも次元が低く、最後には暴力による喧嘩になってしまう
これはHIPHOPではなくただの口喧嘩です！

この辺のルール的なことはHIPHOPの基本中の基本で、
ストップザバイオレンスであります。
この思想からかけ離れてしまうこと事態がすでに
HIPHOPでなくなっている。

よって、私1LOWはZULU NATION JAPANの一員として、HIPHOPとして
このHIPHOPを再度今からの若い世代の方に伝えること
これを怠らずに進めていきます。

東京でも水面下では、この動きがすでに稼働しています！
さあ、今から本領発揮のHIPHOP新時代に突入したと言っても
過言ではないです！

CRAZY-Aを筆頭にROCK STADY JAPAN 並びにZULU NATION
JAPAN,
そして我HIPHOP寺が一丸となり、真のHIPHOPを推し進めて行きます。

是非ともこれからの日本のため、世界平和のために
ご協力を賜りたく存じます。

今夜はこの辺でおいとまさせて頂きます。
明日もお盆です。ご先祖様にリスペクト！
いい日や！

なまんだぶ。合掌
1LOW  釋一承　　HIPHOP寺館長　ZULU NATION JAPAN