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【日記】2021-04-05:もしも渡哲也がとつぜん歌いだしたら
■飲む予定のないビールを飲んでしまった
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月曜日だけどこの日は中国の祝日。清明節で3日~5日まで三連休。
だから、土日と同じく朝からジムで走った。
この日の結果も前日と同じく、7Km、10,000歩。
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前の日は、いつも通りに朝食を抜いて、昼食はサラダのみ。
さらに、夕食は「なめろう」と「ゴーヤーチャンプルー」のみ。
これが理由だと思うけれど、朝から激しい空腹感に襲われていた。
だからきっちりと昼食を食べようと決めて、行きつけの日本料理屋へ。
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そのお店には平日の夜限定で週に2~3回は通っている。
そして、この店に行くと必ずキリンの瓶ビールを飲む。
だから、最近は、オーダーしなくてもおしぼりと一緒にキリンビールを運んできてくれるようになっていた。
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その流れがあるからだけど、この日もキリンビールの栓を開けて持って来てくれた。
ただ、これは正直なところ「昼でも持って来るんだぁ」と予想外・・・
この日は昼から酒を飲みたくなかったのだ。
ビール一本でも、その後の仕事も勉強も効率が落ちるから。
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頼んだ商品ではないから、断っても問題はなかったはず。
でも、運んで来てくれた若い男性店員の
今日もこれでしょ?
ボクはあなたのこと知ってますよ!
とでも言いたげな、ちょっと恥ずかしそうな笑顔を見ると断れなかった…
■ラッパー 渡哲也
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ホテルから例の日本料理屋までにはたくさんのお店が並んでいる。
その中の一つに「金(ゴールド)」を売っているお店がある。
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連休だからなのか、大掛かりな客寄せイベントが店頭で行われていた。
店の前に1メートルほどの高さのスピーカーを置いて、大音量でユーロビートを垂れ流し。(これは中国あるある・・・)
そして、男性がマイクを使って、まるでラッパーのようにリズム良く道行く人に声を掛けていた。
ただ、その男性、西部警察の大門団長そっくり!
まさに、この写真通りの髪型、サングラス、スーツの色!
幼いころ、TVに映る大門がヒーローだったボクにとってはこれだけでツボ!
あの大門団長が往年の姿のまま、ユーロビートに乗せて中国語でラップを刻んでいるのだから(笑)
ニヤついた顔を抑えられなかった。
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帰りもその店の前を通った。
さっきの面白かった光景を「おかわり」したかったから。
でも、残念ながら大音量のユーロビートは消えていた。
代わりに、中国の歌謡曲を流しながら、道行くおじさん達に
「歌えるでしょ!歌ってよ!」
と声を掛けていた。
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これはこれで面白そうだったので、遠目にしばらく眺めることにした。
すると1人のおじさんが立ち止まった。
どことなく照れた表情をしながら歌おうとする通りすがりのおじさん。
そして、まさにそのおじさんが歌おうと口を開けたその瞬間!
大門部長がマイクを奪い取って歌い出した!
「お前が歌うんかい!!」
こんなに完璧な間で繰り出されるボケ、キングオブコントでしか見れないのでは?というくらいの極上品。
この見た目の渡哲也に完璧な間でボケられたら、笑いをこらえることなんて絶対に無理!
ただ、このやり取り、誰も見てなかったと思う…残念!
■知識の棚卸し
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ひとしきり大門団長で笑ってから、ホテルに戻って読書を始めた。
でも、案の定、ビールが理由で集中できない。。。
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仕方がないので読書は諦めて、ぼーっと、過去の読書メモを読み返すことにした。
特に集中もせずに何となく読み返して、何か忘れていた大事なことに気づけたならラッキー、くらいの時間の使い方をするつもりだった。
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結果、掘り出し物に当たった。
(自分で書いたメモだから掘り出し物という表現もおかしいけど…)
この本を読んだ時は「なるほど~」で終わっていた。
でも、いまの自分には仕事に活かせそうな内容がたくさんあった。
きっと、今のボクが「組織のダイバーシティ化」に興味があるからだと思う。
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「組織のダイバーシティ化」に興味を持った理由:
『起業の天才』(※1)を読んで、多様な人材を有していることがリクルートの強みの一つであると感じたから
『心理学的経営』(※2)を読んで、ダイバーシティ化を受け入れることが組織の強みになると感じたから
いまの会社の風土に合わない(けれど優秀な)部下を課長に昇進させた直後だから
※1
※2