2020年12月25日まで、オンラインで国産魚介類を送料無料でお買い上げいただけます!
コロナ禍の今年、電車に乗って築地に買い物に行くのはちょっと…というお客様に、「宅配便でお送りします」とお返事していた。
「送料はかかります」というのが心苦しくて、「まあ、送料も電車賃も変わらないですから」と付けすのも心苦しく、<送料、なんとかならないかな…>と思っていたときに、補助制度を知り、チャレンジしてみた。
手続きは煩雑だが、金銭を授受するのだから、通常業務で稼ぐくらいの手間は当然だと思っている。店の経営に携わってから、補助金制度の活用は常に念頭にあり、ここ数年これはと思う制度に申請しつづけ、今はライフワークになっている。
なぜ制度を活用するかというと、企画書に落とし込むまでに計画について熟考するからだ。その間に必要のないプランは刈り込まれ、本当に遂行したいプロジェクトが残る。実現したいと思う漠然とした夢が、数字も含めてかなり具体化していくプロセスが好きだ。
もちろん採択されない、つまり落選してしまうことも多いが、倍率などの外的要因もあっての結果には、気落ちしないようにしている。
今は送料無料によるお歳暮キャンペーンに全力疾走中だが、これはあくまでも年内の有効期限付き。今後はお歳暮に特化するのではなく一年を通しての経営計画が必要だと痛感している。
私の商売は鮭屋で、昔は年末さえ死ぬ気で働けばそれ以外は遊んでいて良いとされていたし、実際、先々代まではそのように考えていた。時代は代わり、流れに沿って商売のスタイルを変えていかなければならない。
ちょっとずつ、前進だな。
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