是のラブリーがめっちゃいいんだって!
飲酒をしている時は感度が普段の3000倍は上昇しており、見るもの聞くもの触るものすべてが良いものに感じて常に興奮状態にあります。なので、酔いが覚めた後に改めて触れてみると、何が良かったのかわからない…みたいなことは良くあります。マジで。
昨晩は風邪から復活したので、しっかりと酒を飲んだ。病み上がりの酒は、病で抑圧されていた欲を解放するカタルシスを伴っているのでアルコールが直接脳に響く。精神を別次元へ昇華させる。その感覚に塗れるとどうなるか。感度3000倍人間の完成である。例に漏れずどれもこれも良い良いと宣っていたし、その中の一つに是の「ラブリー」があった。
刹那的な場面を切り取った歌詞をシティポップビートに乗せ、内田彩が甘く歌う。特に「潤ふやけた身体を ベッドに持ち込みたくないから」のフレーズが良い。このフレーズが入ることにより、曲に出てくる関係性をすごくあっさりしたものだと印象を与えるけど、歌詞を読みこめば読みこむほど、単純な関係性ではなかったことが想像できる余地があるのも良い。それで最後には銃声ときた。銃というのはトリガーを引いた瞬間、人の生死に関わることができる。その瞬間性を曲の中にスパイスとして放り込むことにより、曲の中に出てくる刹那的な場面をより印象深くしているのではないのだろうか。それとも、銃本来の意味で生死を意味するもの?いやでの、銃声入れると単純にかっこいいしな…
と、昨晩飲酒をしながら反射的に書いた。酒から覚めた後、再度「ラブリー」を聴いてみるとかなり良い曲だし、MVも最高に可愛い。酔っている時の漏れやるじゃん…、たまには感度3000倍人間のことを信じてみよう。