世の中でいらないモノBEST3

いらないものと言えば嫌いなモノということになりがち。ここでは、どうしてこれがこの世にあるのかという本質の問題に照らし合わせながら、あくまで個人的な見解ではあるが言わずにいられぬ3つを取り上げてみた。

フニャフニャ綿棒

綿棒のない世の中では生きていけないと思うほど、お風呂上りには必ず綿棒のお世話になる。ところが、その日に限って綿棒を切らしていたからさぁ大変。ないと分かると禁断症状が出てしまうので、必死になって探した。どんなことであろうと、我が家には綿棒の1本くらいはあるはずだと。

すると妻の奥さんの化粧台の中に、輪ゴムで止めたそれがあった。にやりとついほほ笑みながらやっぱりあったと胸をなでおろした。ところが使ってみて驚いたのなんの。綿棒の棒がやわらかすぎてあまありにもフニャフニャ、どう考えても綿棒としての役目をはたさない。

妻の奥さんにこの事実を確認しようと思ったが、倍返しで小言をもらってしまうので黙って胸の中におさめた。それにしても何のためなのか？この綿棒を愛用されている方の顔を拝見し、納得のいく理由および使い方を教えていただきたいと切に願うばかりだ。

ノンアルコールビール

ビール溺愛しているビール依存症の私としてはこれは許せない。アルコールを抜いてまでビールを飲みたいのかと声を大にして言いたい。だったら飲まなければいい。雰囲気だけでもとおっしゃる方がいらっしゃるとしたら、そういう考え方および行動も問題である。

お付き合いの夜の居酒屋で家路は車でないと困るという人もいらっしゃるのは理解できる。だからといってノンアルコールビールをその場で頼むというのはあまりにもせこい。ノンアルコールならば堂々とウーロン茶でも日本茶で勝負する方がよほど人間的ではないか？「男は黙ってサッポロビール」なのだ。

お昼に"ココ壱カレー"の夕食の我が家もカレーのとき

こういう状況を人は「悲哀」と言うのだ。悲哀とは「悲しく哀れな気持ち」という意味。せめて一言「今夜はカレー」だと教えてくれたなら、お昼のセレクトメニューにカレーを安心して消し去ることができたのだ。もちろん万が一ということもあるからして、一応確認してから"ココ壱"に足を運ぶべきと反省するばかり。

人は今夜の我が家の夕食がカレーだとい100％的確に予想をするのはムリなのだ。かといって、今日のお昼はどうしようと一旦ココ壱が頭をよぎるとそれを消し去ることも難しい。カレーが頭をよぎった時はほぼカレーになるのだ。だから、お昼に"ココ壱カレー"のしかも"豚しゃぶカレー"の量と辛さを普通で食べた日の夕食にカレーというのは最悪となる。

ましてや「なんだカレーか！」なんて口が裂けても言ってはいけない。間違ってもそう言ってしまったのであれば、あとの人生は補償できなくなる。であるからして、そろそろカレーかもと少なからず疑いを抱いた場合は、「もしかして今夜はカレー!?」と聞いてから出勤すべきなのだ。

本文まとめ

世のなかにいらないモノは何？と聞かれると人は、上司、ゴキブリ、酢豚のパイナップルなんてところが定番中の定番のように思うが、やはりここは確かな根拠をもとに、今風にいえばエビデンスをもってあってはならないことをメインのいらないものベスト３であった。

不安がよぎるのは「自分!?」という固有名詞が頭をチラつくことである。(笑)