社会不適合うさぎ

発達障害と鬱病を抱えた絵描き兼漫画家うさぎのエッセイ集。

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エッセイなんてこう適当に書けばいい

文を書くのがしんどい。 非常にしんどい。 元々「絵も漫画も描けなくなったから仕方ない。日記のようなエッセイのようなものを書こう」と筆を走らせたのが最初だが、今はもう高座から落語を話すかのように読み手を意識している。もう完全にエッセイと意識して書いている。なんと息苦しい。もし遥々noteの新着作品から私を見つけてしまった初めましての方には非常に申し訳ないが、私には学もなければ、ユーモアもなければ、人生の成功論を話せるわけでもない。むしろ学がないからつまらないことで悩み、ユー

    • 「飯を食えば糞が出る」という悟りを開いた話

      何だったのだろう。 昨夜は本当に危なかった。 リビングでじっとしているときに「煩悩とは全て執着から派生するものである」という思考の芽から「いわゆる執着とは元を辿れば生きることそのものではないか?生きるからこそ執着が生まれる。ならば執着を断ち切るには生きることそのものをやめればいいのではないか?」という止揚が発生した。 これは「死にたい」「生きることが辛い」という希死念慮の類ではなくて、ごく自然に悟りを開いた感じに近い。「もうそろそろ生きることをやめるかあ」という感覚で「執

      • 世間や社会に息苦しさを感じたなら

        ここ最近だいぶ調子が悪かったけど抗鬱剤をひとつ変えただけでちょこっと気力のある日が増えてきた。頭の働きって不思議なもんだ。 ネットを見るとフワちゃんの炎上問題や五輪選手の誹謗中傷で心が荒むので部屋片付け兼不用品売りでお小遣いを稼いでいる。今日の片付けも一段落したら美味い日本酒でも買おう。 フワちゃんに限った話ではないけど「なんとなく世間で許されていた奴」が「世間から許されなくなった奴」になったときってどうやっても世間からは受け入れられない。世間とは良識や常識の範囲内でしか

        • エッセイで自分語りをする奴は痛々しい

          まず怒り心頭でこの記事を開いた方には過激なタイトルを付けたことに非常に申し訳なく思う。 この言葉はエゴサーチをして見つけた「メンヘラ粘着ストーカーおじさんが漫画家気取りで自分語りエッセイを書いているの痛々しすぎるんだけど」という罵倒から付けたタイトルだ。 まとめると今回はその『自分語りエッセイ』という部分の罵倒についての話である。 タイトル詐欺に騙されて怒髪天衝のままの方も気分が乗れば軽く流し読みして頂ければありがたい。そのまま帰るよりは読み終えるときには些か気分が晴れ

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        エッセイなんてこう適当に書けばいい

          自殺衝動のブレーキのかけ方について

          どうか自殺衝動の抑え方を教えてほしい。 今は非常に危ない状況で綱を渡りながら文章を書いている状態だ。これが原稿用紙ならマトモに片手で筆も握れない状態かと思う。生きていることが辛い。泣き叫んでしまいたい。もしビルの屋上にいるのならいっそのこと飛び降りてしまいたい。こういう思考とも呼べない衝動が頭を埋め尽くしている。身体全体がぞわぞわとする。 希死念慮はふと気付いたらいるのだが、自殺衝動は前触れもなく襲ってくる。通り魔に近いものがある。希死念慮の場合は前のエッセイで書いたよう

          自殺衝動のブレーキのかけ方について

          心に虚しさが住み着いた話

          今日の調子はそんなに悪くはない。 良くもない。 なんだろうか、この心理状態。 前の記事で「憂鬱」という言葉についてだらだらと駄文を並べたが別に悲しくもなければ辛くもない。一言で言えば心の中に何もない。なんと言葉で表すべきか? ふと「虚無」という言葉が頭に浮かぶ。なるほど、非常に近い。つまり私はなんだか虚しいのだ。 そもそも「虚しい」とは何なのか? 辞書を引いてみる。 虚しい 1.内容がない。 2.無益である。無駄である。 3.かりそめである。はかない。 ま

          心に虚しさが住み着いた話

          子ども部屋おじさんの堕落論

          凄まじく調子が悪い。 絵も描けない。漫画も描けない。部屋整理兼古物売却も出来ない。体が鉛のように重い。 こういうとき「自分なんで生きてるんやろか」とか漠然と希死念慮に近いものが襲ってくるが、仏教だかの「んなもんはない。人生は暇つぶしにやるゲームのようなもの」という教えが何とか追い払っている。 人生は暇つぶしにやるゲームのようなもので我々はそれに何かの意味を求めようとするが結局何の意味もない。何かの意味を見出そうとある者は財を成そうとしたり地位や名誉を求めたりするが死ねば

          子ども部屋おじさんの堕落論

          「憂鬱」とは非常に便利な言葉だ

          「憂鬱」というのは非常に便利な言葉だと思っている。 「何か精神的に言いようのない不安定感を覚えるが原因はハッキリとは分からない」場合の精神状態をたった二文字で説明できる。その不安定感の原因・大小問わずにまとめて表現できる。非常に便利な言葉だ。 だが「憂鬱だ」と言葉にはしても原因の根本的な解決に至らない。ずっと「憂鬱」という状態は続く。 さて、私の「憂鬱」とは何だろう? 非常に言語化は難しいが「常に泣き出したくなるような状態で喜怒哀楽で言えば哀しみの割合が多く感じる」と

          「憂鬱」とは非常に便利な言葉だ