映画「本日公休」いい作品はモルヒネみたいな効果があるのかも
竹脇まりなさんの11分ダンス動画を久々に全力でやったら、次の日全身筋肉痛。
効いてる証だ。(ポジティブシンキング)
身体がそこらじゅう痛い中、映画の見られる街まで出掛けて行った。
かねてより見たいと思ってた、「本日公休」。
とても良かった。髪を切りたくなる映画です。(こないだ整えて来たばかりだけど)
「千と千尋の神隠し」も見るとお風呂に入りたくなる映画だけど、そういう、「私もそうしたら気持ちいいだろうな〜」みたいな実感、手触りが伝わってくる作品はいいよね。
(ちょっと映画の内容ネタバレなので気にされる方はここから回避)
上記の見出し画像、主人公の女性に髪を切ってもらっている男性は主人公の娘婿で、「いい人だけど、まあすごくいい人だよね、ああでも……」感が良かった。いい人なんだよ、すごく。でもね……と付け足さずにいられない感。姑の主人公にとってはとても相性がいいのが伝わってくるだけに。
彼女ウケを大事にして髪を整えたい高校生男子の、しかし未成年ゆえの不自由という悲哀も、コミカル調ながらほろっときた。
途中スナフキンみたいな風貌の男性が出てきて、一宿一飯ならぬ「一杯のお茶」の恩に主人公がきちっと整えてあげるんだけど、仕上がりに「おおっ」と声が出そうになった。清潔感のギャップ。さすがプロの技だなあ。
クライマックス(という言葉も大袈裟な映画かな。ハイライト?山場?)の場面。
同席するある男性の、喪失を目前にした、泣き出しそうなのを堪える表情。
彼もはじめは「この状態になって今更何を」という態度だったんだけど、それでもできることがある、という主人公の誠実な働きかけに号泣した。
(/ネタバレここまで)
いい作品はモルヒネみたいな効果があるのかも。あるいはドーパミン? エンドルフィン?
見ている間は全身の筋肉痛も忘れていたわ。(まあ基本じっと座ってるからそりゃそうかもだけど)
そのあとお昼を食べて、駅の喫茶店で持参のノートにざっと映画の振り返りを書き込んで、帰宅。
新幹線ホームからの階段を降りる時が最大に節々が痛んでつらかった。
痛くても効いてる証だから、そのうち慣れるから。(引き続きポジティブシンキング)
ただスマホのフィットネスアプリを見ると、何だかんだ1日5キロ以上歩き回っていたらしい。さすがに疲れて、夕食をとってバッターンと寝ました。
一晩たっぷり寝てから起きて、今こうしてnoteで振り返りをしています。まだ筋肉痛ちょっと残ってるけど、これくらいならまた踊れるぞ。またやるぞ。