きょうと・しゃばネットとは
しゃばカフェについて
連続学習会(しゃばカフェ)を行う事によって、いまだ十分に行われていない出所者支援に取り組む司法及び福祉関係者のネットワーク作りの「場」を創出し、提供しています。
学習会会場は、既に依存症等支援に取り組んでいる場Bazaar Cafeを利用しています。出所者にとっての居場所ともなりえるBazaar Cafeを、支援者に知ってもらい、居場所作りも並行して行っていくという意味も持たせています。
学習会開催時には必ず参加者交流の時間を設け、支援者同士の顔の見える関係作りを行っています。
これまでの参加者
ソーシャルワーカー・保護観察官・更生保護施設職員・刑務所福祉専門官・検察庁福祉アドバイザー・弁護士・依存症支援団体職員・看護師・精神科ソーシャルワーカー・地域定着支援(出所者)センター職員・元法務教官・障害保健福祉課職員・障害者地域定着支援センター職員・障害者就労支援員・社会福祉協議会職員・居宅仲介業者・大学教員・大学生・スクールソーシャルワーカー・地域住民・ケアマネージャー・病院相談員(MSW) など
しゃばカフェ誕生秘話
2017年、ホームレス支援をしていたSW[林明奈/しゃばねっと代表]と依存症専門診療所のSW[松浦千恵/しゃばねっと副代表]を中心に立ち上がりました。
普段の支援で関わる人たちが捕まり、出所し、逮捕を繰り返すなかで、
「なんで国の施設(刑務所)をでるのに、自宅がないのか?」
「なんで何の支援にも繋がらないままの社会なのか?」
疑問やもやもや、少しの怒りを抱えていました。
そんな時、大阪で行われている司法福祉の連続講座の存在を知り、京都での開催を試みたのが第1回目となりました。
会場については悩むことなく、Bazaar Cafeに決定!
地下鉄 烏丸今出川からのアクセスもよく、Bazaar Cafeの目指す方向への共感性感じられたから。
夏はテラスが気持ちよく、冬は暖炉がある趣のある場となっています。
しゃばカフェメンバーの打ち合わせや事務作業もここで行なっている、事務局にとっても大事な居場所となっています。
会場『Bazaar Cafe』 どんな所?
Bazaar Cafeは日本基督教団京都教区とアーティスト、市民運動家、大学教員、宣教師、牧師などで構成されたバザールカフェプロジェクトとの共同プロジェクトとして始まりました。
Bazaar Cafeが目指すのは、セクシュアリティ、年齢、国籍など、異なった現実に生きている人々がありのままの姿で受け入れられ、それぞれの価値観が尊重され、社会の中で共に生きる存在であることを相互に理解し合う場の創出。カフェ運営や庭づくりを通して、滞日外国人や体力的な問題など、様々な事情で就労の機会を得にくい人たちに、働く場を提供すること。同時に社会で起こっている課題や、情報提供、活動団体間のネットワーク創りの場としても機能することです。(HPより引用)
住所:〒602-0032 京都府京都市上京区岡松町258
HP:https://www.bazaarcafe.org/
目指しているもの
始まりのひとり言
7年が経ったいま、
たくさんの知識や繋がりは増えているけど
これを、何か、形や記録として残さなきゃいけないのでは?!
という思いがあり、noteを始めることにしました。
これからもっと輪を広げるにも、知ってもらうためにも、
何より、まだ出逢っていない”誰か”と繋がるためには必要と感じました。
繋がるだけじゃなく、”より良いしゃば”を一緒につくりあげるため、
文字にして残し、アクションをするの大切さと責任を感じています。
文章にしたり、記録に残すことが苦手ですが、事務局メンバーに手伝ってもらいながら少しずつ得たものを共有していくので、是非一読いただければ幸いです。
また、しゃばネットの活動に興味のある方、しゃばネットの支援をしてくださる方など、事務局までお問い合わせください。
代表メール: kyoto.syaba@gmail.com
2017年から2023年までは1年ごとの振り返り記事を記載しています。
開催内容や参加人数など、その時の裏話もありますので、ぜひ一読ください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?