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しゃばカフェをふりかえる〜2023年度〜

いきさつ

しゃばカフェメンバーが2022年12月のとある学会で「ハームリダクション」について登壇。
2023年4月には、しゃばカフェスタッフで西成ツアーを開催。

これまでの京都府内の支援者の話だけではなく、ゲストを呼んだシンポジウムをしたいーと、少し視野を広げた活動へ方向転換になった年。
でもリアルタイムで関わるなかで感じている、制度や資源の不足の実態を伝える内容も入れました。

「ミクロの支援からマクロの構造を考える」

内容

▼キックオフ
キックオフパーティー @Bazaar cafe(会場22名)
▼第1回
触法障がい者の支援の取り組み
一般社団法人つぐみ理事 織田隆之(会場16名/オンライン17名)
▼第2回
刑務所40回という事例を通して 〜私たちはどこで関わる?問題の所在はどこにある?〜
バザールカフェ ソーシャルワーカー 松浦千恵(会場12名/オンライン13名)
▼第3回
保護観察官5年目の想い、見た世界
大阪保護観察所堺支部 保護観察官 原田懐(会場17名/オンライン12名)
▼第4回
京都のホームレス支援の実態
公益財団法人ソーシャルサービス協会ワークセンター 事務局 木村祐子(会場12名/オンライン5名)
▼第5回
もやっと交流会~医療と福祉と人権と~
いわくら病院 PSW 向井千賀子(会場18名/オンライン6名)

ふりかえって

これまでと大きく違うのは、各地域からのオンライン参加。
統計をとると、近畿圏のみならず愛知・徳島・香川・広島・千葉・長野・東京・栃木と、他府県に確実に広がっている!
中には、「自分の地域でもしゃばカフェのような勉強会を開催したいです」という声もいただきました (ぜひ♡)

第1回の織田さんは西成ツアーでお世話になったご縁。
これまでの歴史と未来に向けた計画どちらも伺えました。
第2回・第3回はリアルタイムで支援をしている中で感じること。司法と福祉の狭間への想い。
第4回・第5回では、「なぜそうなったのか?」「なぜその人は犯罪(非行)という選択肢をとらざるえなかったのか」など社会構造や社会背景を考えるきっかけになりました。

「「変わりゆく社会にどう向き合うのか」」

制度や社会が変化していくなかで、今みんなと共有したいことは何なのか。そしてそこから何を得ていきたいのか検討していきます。

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