トラベルギターの楽しみは、やはり旅先にある｡

仕事で出張に行く時がある。その際僕は体のサイズに少し不似合いなリュックを背負う。その大きなリュックを見つめ、随行してくれる方々から「大変な荷物ですね～お持ちしますよ。」と言われる。絶対持たせない。持たせるわけにはいかない。

もう心が痛むのである。何しろ仕事道具がほとんど入っていない。８割はギターとアンプとタブレットと本。仕事をしているのか本を読んでるのかギターを弾いてるのか、正直よくわからなくなるw

で、このギターは楽々、僕のリュックに入る。そのために買ったんだもの。ブロークンな英語を話す親父とのすったもんだの交渉の末、手に入れた舶来トラベルギター。旅先の飲み屋に持ち込むと、その小ささと出音の良さで話が弾む。

驚くことに、このサイズでチューニングが極めて安定。国産ではこの水準のものはない。トラベルギターはhoboでノマドな世界なので、外国の方がクオリティが高い気がする。

もちろんホテルでも弾く。ポロポロ弾くのもいいけど、アンプで歪ませ、何ちゃってシカゴブルースのリフとか弾くと、例えば、マジックサムとかね。これが結構たまらん音がするのだよ。

このギター、日本で売っていないので、興味のある方はこちらへ｡買って損なしのギターである｡
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