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日本で最も過小評価されている寿司屋「英鮨」。

日本で最も過小評価されている鮨屋「英鮨」
(と僕は思っているw)

東京で酒を飲むと、〆に鮨を食べたくなる。庶民価格で鮮度のいいネタを提供しているこの鮨屋は、飲兵衛以外にはそれほど知られていない、超穴場なお店なのだ。

店員さんは東南アジアの方が多く、日本人の職人さんと絶妙なトークを展開する。これが結構面白く傍聴しながら鮨を待つ。ここはまず、メニューをしっかり読むことがデフォルトだ。写真にあるが、とにかくごちゃごちゃしていて超個性的。

メニューのカオス感が好き。

宝探しのように注意深く「読み込む」ことが重要だ。そして黒板、壁に貼られたメニューも確認する。最初にこれを侮ると大穴的な肴を見落とす。

左端の目立たない所に、おお、三陸ホヤがあるではないか。これは頼まねば。瓶ビールと鮨とホヤ酢で一献。ここのBGMは演歌。これが庶民的な風情に合うのよ。


三陸ホヤのプリプリ感にやられる。

おあつらえむきに八代亜紀の「舟唄」がかかる。そして岡千秋の「浪速恋しぐれ」と続く。後者なんかパワハラ、アルハラの権化のような唄、コンプライアンス的に流していいのかw

しかしこの曲の流れは、客に酒を飲ませる戦略、店主の絶妙なセレクトか。思わず菊正宗を頼んでしまったではないか。ということで、〆で鮨を食べたいな~と思ったら、是非この「英鮨」をお勧めする。

確か、上野、渋谷、北千住にある。あとは知らんが結構ある。安くて美味い。演歌が聴けるw まさしく飲兵衛のためにある鮨屋だと僕は思っている。

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