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「ふつうアップデート①」
1⃣ 誰も取り残されない社会と言うけれど…
最近テレビや新聞などのニュースでよく目にしたり、
耳にする言葉
それは「SDGs」だ。
その考え方として
「誰も取り残されない社会」
が世界的に社会の共通目標として掲げられている。
私自身、最近「もやもやすること」がある。
それは、みんなが日常生活を送る中で
いつも何気なくやっている
申請書類や同意説明などにまつわる記載書類の内容だ。
具体的には新聞の読者の投稿や店のポイントカードの入会などの際の
個情報として「職業記載項目」がある。
それって、そんなに必要?
ぶっちゃけ、どこの企業も行政なども
「昔から、どこも記載しているから何も考えずに記載していないか?」
と感じている。
きっと、あの日本一有名な5歳児ならこう言うのだろう。
「ぼーっと生きてんじゃねーよ」
という感じなんだろう。
私自身も、福祉や医療に仕事柄だが行政と連携をしていく場面ではクライエントばかりか、家族の職業を本人と家族に説明と同意のもと記載して頂き、厳重に取り扱う。
一方、ある新聞社の読者投稿の応募要件にはしっかりと「職業」の項目がある。しかも、必須記載項目となっているではないか‼
確かに、住所・氏名・連絡先電話番号まではどうして記載の必要があるか分かる。なぜなら、後々実際に新聞に掲載となったら連絡を取り合うためだからだ。
2⃣問題は「職業」の項目だ
~そびえ立つ 隠された心理的障壁~
現在、「多様性社会」とあれだけ言われて履歴書の職業欄でさえも「性別」の項目は任意とされている。だが、職業欄だけなぜか?根強くいまだに残っていることが疑問だ。
たしかに、「職業欄」の記載が必要なのは行政との連携や企業戦略、国や自治体の政策などと何かデータをとるということも十分に考えられる。それならそれで納得感は得られる。
私自身つい最近まで社会人という顔と大学生という顔を持っていた。そのため一時的に仕事を辞めていた期間がある。その時期として並行して立て直すので必要書類を業者に提出したり、TSUTAYAカードの有効期限が切れたため更新したり、とどめは年末に普段は警官なんて一人もいない場所で車の一斉取り締まりに出くわす。
そこで
「職業は?」と警官に言われ、
とっさに「求職中です」と答えるも
「あー、無職ですね」と見下されるように
切符を切られ反則金までとられる無残な結果となった。
「おいおい、そんなダイレクトに言わんでも…」
「職なし・金なし・肩書なし」
色々な意味で痛い思いをしたからだ。
だが、そんな者だからこそ
「生きづらさ」だったりなど世間様に訴えたい事は山ほどある。
それは後々書いていくとして
「職業欄」を記載するとなるとこれは投稿者への
心理的障壁は高いものになると考える。
新聞社だからこそ国民の声にならな声を拾い上げ、誰もが公平に気軽に意見を交換できる土俵づくりをお願いしたい。
そういう意味でも、これを読んで今まで「あたりまえ」だとか「ふつう」とされていた価値観や習慣などを
「ホントはどうなのか?」
と考えるきっかけになっていただけたら幸いです。