「コオロギ食」の真の理由を「資本の流れ」から読む
最近、頻繁にコオロギ食が喧伝され、牛や鳥などの良質なタンパク源が政策によって減らそうとしています。この流れは日本だけでなくヨーロッパでも起きています。なぜこのような不思議な状況が起きるのでしょうか?これらの問題も資本構造で読み解く必要があります。
本質はグローバル資本の金儲け
今、SDGsを理由にアメリカでは200近い昆虫食スタートアップが誕生しており巨額の出資を集めています。その中にはワクチン製薬会社モデルナへの投資をしたビ◯◯◯ツも入っています。それらの資金がマーケットを求めて、日本を含む世界中のメディアに広告出稿したり、ロビー活動による規制緩和、政策変更を仕掛けています。
https://forbesjapan.com/articles/detail/25673/page1?s=ns
つまりSDGsの名の元、メディア出稿とロビー活動によって「つくられた危機」というニーズを作り、スタートアップを成長&上場させるというビジネスモデルになっています。
「危機」というニーズをつくる
食糧危機、と言いながらなぜ突然鳥インフルエンザが蔓延し、何十万羽も殺処分にしたり、牛を屠殺すると補助金が出るのでしょうか?
投資家は危機を「つくり」、煽り、ニーズを生み出し、株価が上がると利確します。そして安全性が確認されていない製品に対して社会問題(ex.ワクチン被害)が発覚したり、ニーズがなくなる(ex.紛争の終結)と同時に、空売りを仕掛けてさらに儲けるのです。
グローバリストのビジネスモデル
武器、ワクチン、昆虫食・・・これらには共通したビジネスモデルが存在することに気づきます。それらはほとんどグローバルな資本によって推進されています。その後に残されたものは、社会、文化、生活の荒廃です。
今後も先鋭化していく流れ
これらの動きは今後、さらに先鋭化していく可能性があります。
日本の軍事予算は増強され、メディアに報道されない中で緊急事態条項が審議されています。日本中で鳥インフルエンザによる殺処分や牛の処分に助成金が支払われています。日本の各地(17ヶ所)でワクチン工場が今も建造中です。
軍事もワクチンも昆虫食もこれから需要が見込まれるからこそ投資されますが、どうして需要があることがわかるのでしょうか?不思議です。需要は意図的につくられているからでしょうか?危機というニーズを作るのは、潜在的なマーケットを探すよりも効率的なのでしょうか?
非倫理的であっても経済至上主義が優先されることに疑問を感じざるを得ません。
グローバリズムは国の主権を弱める
もう一つ大きな問題はグローバリズムは国の税収を減らし国や地域の主権や所得再分配機能を弱めるということです。日本政府は、ワクチンの購入に関して一切製薬会社の責任を問わないという契約を結ばされましたが、すでにグローバル企業の力は政府の権限を上回っていることが伺われます。
実際に日本では失われた30年の間にほとんどの上場企業の筆頭株主は外資系投資銀行になっており、その集合体である経団連を通じて、与党に政策上の圧力をかけることができるようになっているということもあります(だから国民に不利益でしかない政策がどんどん通過する)。
今、求められるのは自立分散化
これらは人々の生活を守ために経済を自律分散化(ローカルエコノミー化)し、国の主権、地域主権(ミュニシパリズム)を高める必要性がある理由でもあります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?