将棋ニュース 2022年2月27日
みなさんこんにちは。2月20日から26日の将棋ニュースです。
里見香奈女流名人に伊藤沙恵女流三段が挑戦する第48期岡田美術館杯女流名人戦五番勝負第4局は24日に関西将棋会館で行われ、伊藤女流三段が114手で勝ちました。
これで伊藤女流三段が、女流名人を奪取し、9回目の挑戦で初めてのタイトル獲得となりました。
第35期竜王戦1組出場者決定戦の久保利明九段 対 佐藤和俊七段は25日に行われ、久保九段が勝ちました。
敗れた佐藤七段は2組への降級が決まりました。
竜王ランキング戦2組は2回戦が進行しています。
24日に行われた深浦康市九段 対 都成竜馬七段と、広瀬章人八段 対 三枚堂達也七段は、都成七段と広瀬八段が勝ちました。
第80期C級1組順位戦は10回戦のうち延期されていた西尾明七段 対 三枚堂達也七段が21日に行われ、西尾七段が勝ちました。
C級2組順位戦は24日に、10回戦のうち延期されていた青野照市九段 対 藤森哲也五段が行われ、藤森五段が勝ちました。
青野九段には1回目の降級点がつきました。
お~いお茶杯第63期王位戦挑戦者決定リーグは紅組1回戦の3局が行われました。
豊島将之九段、近藤誠也七段、伊藤匠四段が勝ちました。
第7期叡王戦本戦トーナメントは1回戦が4局行われました。
出口若武五段、船江恒平六段、服部慎一郎四段、豊島将之九段が勝ちました。
第93期ヒューリック杯棋聖戦は決勝トーナメントが開幕しました。
1回戦で山崎隆之八段、鈴木大介九段、三浦弘行九段、渡辺明名人が勝ちました。
第15回朝日杯将棋オープン戦は準決勝と決勝が23日に東京・有楽町の「有楽町マリオン朝日ホール」で行われました。まず準決勝では菅井竜也八段と稲葉陽八段が勝ち上がりました。
両者による決勝は、菅井八段が95手で勝って優勝しました。
菅井八段は朝日杯初優勝です。
第33期女流王位戦挑戦者決定リーグは4回戦が21日に一斉に行われました。
紅組の渡部愛女流三段、白組の西山朋佳白玲・女王の優勝が決まりました。
ご覧いただきありがとうございました。