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頑張れ。

いつからか「頑張れ」と言う言葉をあまり使わなくなった。


頑張れの意味。

困難にもくじけず、物事を成し遂げるように、相手を激励するための、呼びかけ。 「頑張る」の命令形で、支援・応援の掛け声として最も一般的な表現。

出典元 : 実用日本語表現辞典 by Weblio


なぜ使わなくなったかと言うと、20代前半の時に本当に近しい人が立て続けに鬱病(もしくはそれと思われる症状)に数人なってしまい、「頑張れ」と言う言葉が当人を余計追い込んでしまうと知ったから。
今でさえ鬱病というのは珍しくもなんともないが、当時は周りに居る印象はなかった。
だからどうしたら良いのか…正直


どう接して良いのかわからない。

これは当時の気持ちだ。

ただ、今思うに変に気負わずいつも通り接するようにすればよかったなって。変に気を使ったりすると過敏だったりで余計に塞ぎ混むこともあるし。
こうしたらダメらしい…とかこうすると良いらしい…とか
人によっても症状も違うし正解なんてないから全てらしい…で終わってしまう。
それでも、言っちゃいけない言葉…それが

がんばれ。

だった。

当時、誰か言われた。
本人は頑張って日常生活を取り戻そうとしている。
その頑張りは今まで以上の頑張りだから「頑張れ」って投げ掛けは、言われた相手が「頑張りが足りないのか、もっと頑張らないといけないのか…」となる可能性がある。っと。

その言葉を聞いてハッっとしたのかは定かではないけど、なるほどと思ってとりあえず「頑張れ」を封印してみた。
代わりに「ファイト!」や「頑張り過ぎないようにね!」
と言うことばを使うように。

あれからもう15年以上もたつのに、今だに「頑張れ」と言う言葉を人に投げ掛けることを躊躇ってしまう。

とりあえず、ゆるーくいこーぜ。

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