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【呪術廻戦争奪戦優勝構築】京都校真人デッキ【ユニオンアリーナ】

初めまして、すわいぷと申します。
今回呪術廻戦の争奪戦にて優勝することができたので、デッキ構築やその構築に至った経緯等書いていこうと思います。

とはいえ私自身ユニオンアリーナが発売されてからTCGに復帰しずっとプレイしておりますが、個人実績は皆無の人間(というか争奪戦で初めて優勝した)なので、これは参考になる!っていうnoteではなくユニオンアリーナをプレイした痕跡を1個でも残したいという思いで書きました。またnote執筆も初であり機能も中々使いこなせてなく拙い内容かと思いますが暇つぶし程度に、温かい目で読んでいただけると幸いです。
それではどうぞ。

1.デッキ構築の経緯

(長くなってしまったので構築しか興味ないよ!って方は飛ばしていただいて構いません汗)

3月に入りユニオンアリーナのCS、世界大会も終わりを迎え次は何のデッキ握ろうかなーと考えていた中、呪術廻戦Vol.2のカードリストが公開されました。私自身呪術廻戦を読んではいますがめっちゃ好きな作品!という訳ではないので新しいカラーの赤でも見てニッチなデッキ作ろうかなーと思っていました。...が、私の構築力では強いデッキになるビジョンが見えず諦めてました。

このポーズもなんやねん、ってぐらいの呪術ニワカでした


そんな中、X(旧Twitter)で強いデッキリストないかなーと眺めていたところ京都校強いぞ、という投稿をチラホラ見かけるように。そして私が勝手に敬っているSoさんが京都校のデッキリストを投稿しその文言の中に「2個玉を引っ張り出せる」「リアニメイト(場外から蘇生)もできる」という既存のユニアリデッキとは少し違った動きができるという点に惹かれ組むことにしました。(私は単純な生き物なので)
ここが私が京都校を組む第一歩になりました。


ご本人様に許諾を得て掲載しております。
様々なデッキを構築できるデッキビルダー。思えばテイルズ
の時からお世話になってます

とはいえ紫呪術のパーツなんて1枚も持ってなかったのでパーツ集めに。ところがSR東堂が本当に売ってない!池袋、新宿のカードショップ、果てはブックオフまで駆け回り見つけられたのは2枚だけ。メルカリでは売っててもパラレルぐらいで、通販もどこにも売ってない。カードショップ関係者の人がユニアリの初期のカードは流通が少ないから行く行くは希少になり値段も高くなる、なんてツイートしてましたがまさにその煽りをくらった感じでした。
最後の希望を秋葉原に託しショップ巡り。そして1店舗だけ置いてありやっとの思いで購入、デッキが組めました。各所を駆けずり回ったおかげもあり6000円程で京都校が組めました。
余談ですが私が組んだ2.3日後にはSR東堂は2000円程、SP東堂も1000円超えになり、ガウェインしかり4コス虎杖しかり東堂もその波に揉まれるカードに。次はどのカードが高騰するのやら...。

さてデッキも組めたので早速大会にて実践。デッキリストはSoさんがあげた構築をほぼそのまま使用。その日は非公認もあったので大会ハシゴして結果は4勝3敗。初回しにしてはいい感触だったなと思いつつ、対戦相手からも「え、京都校強くね?」なんて言葉もいただきこれは研究のしがいがあると思いしばらく京都校を使っていくことに。

Soさんのデッキほぼまるパクリリスト。
交流戦はバグカードかと思うぐらい強かった


そして第一の壁が立ちはだかります。

4000ラインが少ねぇ!

ユニアリは少し前から4000環境と言われるようになり、BP4000ラインでどれだけ殴れるかが重要。しかし私が使った構築では4000ラインがSR東堂、6コスメカ丸しかおらず、質はいいもののこりゃアカンとなり構築を見直すことに。カードリストを眺めていると入りそうなカードに6コス伏黒甚爾か8コス伏黒甚爾(以下○コスパパ黒)が候補に。


とはいえ両方とももう一声欲しいカード。
ゲットトリガーだったらもっと使われてそうなので
ドロートリガーなのは流石運営の調整力か


6コスパパ黒はメカ丸が6コスなので無理なく入れられるカードではあり常時5000もえらい。他方8コスパパ黒はほぼほぼ出せるのは終盤のみで1プレイのフィニッシャー枠かなーと感じ、6コスパパ黒の枠を作りいざ実践。

6コスパパ黒を入れた時の構築。
1コス最強サーチャー庵を1枚抜いてるのは振り返ると
自分でもよくわからない暴挙。
またこの辺りから不義遊戯の強さに気づく


が、イマイチな感触。6コスパパ黒の強みとして
①5000ラインであるため、残ると1点止めつつ上から殴れる
②6コスパパ黒、レイドメカ丸、レイド東堂が並ぶと相手のスペシャルに対し嫌な択を迫れる。(パパ黒取るならインパクト、ダメ2が残る。パパ黒残るなら4000ライン止めれつつ、京都校は交流戦でまた釣れる)
逆に弱みとしては
①京都校ではないので庵サーチや交流戦にひっかからない
②出した返しに取られるとデコイの役しかしない
③ドロートリガーなので盾からめくれるとプレイできない
また色は違いますが争奪戦用に組んだ黄色呪術デッキで使っていた6.2五条がインパクト待ち、登場時に1ドローして次に使う五条以外の使用AP−1と実質1APで動けるパワーカードと比較してしまい下位互換感を否めず6コスパパ黒の強さを感じられなくなりました。

使われると分かるパワーカード、ゲットなのもえらい。
このカードも1200円程。高過ぎるっピ。

中々使いこなせないなーと思い大会に出ていると対戦相手の方から

「京都校に真人いれてる人もいるみたいですよ」
「はえー、そんな型あるんすね」

言われた時は、(真人?京都校じゃないしレイドとして入れんの?京都校の枠削ってレイド下も?ムリムリw)って思いましたが京都校の起爆剤を探していたので、Xでまた調べてみることに。すると実際に真人型のデッキリストを発見。まぁものは試しで使ってみるかーと思い、例によって真人なんか1枚も持ってないのでまたカードショップを駆けずり回り1枚700円弱で購入。相変わらず初期のカードは高い。

やっと登場真人君。
ただデビュー戦はさんざんな結果に...

ということで新加入の真人を引きつれいざ大会に!例に漏れず大会が初回しのぶっつけ本番だけど4000ライン増えたしなんか行けるやろ!の精神で挑むも…

       1 勝 4 敗


あ、あるえー?弱くねー?もう無理やろこのデッキ、というのが大会終わった後の感想でした。
ただ振り返ってみれば理由は明白。初めて使ったというのもありますがこの時は真人をレイドしてプレイすることに固執しすぎてしまっていた。なので使った感触としてはレイドがチグハグで4000ラインがたてられん!の一言で自分の中で片付けてそのままデッキを崩しました。

最初に使った真人型。
使い方を間違えるとこうも出力が違うか!
と認識できたのはいい経験

ということでまたパパ黒入りのデッキを試行錯誤するも中々勝ちきれない、というか優勝できねぇ…となり暗中模索に。
そんな中何かと言われているユニチケに参加した際に実際に真人型を使っている人とマッチすることに。対戦ではこちらが1Tエクドロしたことも響いたか私は負けてしまい、その方はそのまま見事真人型で優勝。
優勝を目の当たりにし真人ワンチャンあるか?というかそんぐらい振り切れないと勝てないか?となり思い切って大会終了後にお話しをさせていただいた。一緒に駅まで帰りながら真人の使い方や利点を教えてもらい、なんならデッキ構築まで教えていただいたこともあり、また真人型頑張ってみるかーとなりました。
(思えばここで真人使ってる方と会わなければ私は真人を使わずに手放してたと思います。こういった巡り合わせにも感謝ですね。)

さてとさてと紆余曲折を経てまた真人型にチャレンジ。基本的には真人はレイドとして出さず4000の横並べをメインの動き(黄トリコのサニー的なポジション)として活用。相手が小出ししてきたカードを焼ける且つこちらのエナラインがロスにならなければレイドする、といった運用に変えたところ大会で優勝できるようになりかなり自信がつきました。
また対戦回数こそ少ないですが、七海型の宿儺にはデッキ枚数15枚以下にされたことはなく純正宿儺に1回負けただけでしたのでこれは争奪戦に持っていけるなと思い、紫京都校真人で臨むことにしました。

2.デッキ構築

えー長々と失礼しました(汗)
ということでここからデッキ構築と採用理由を書いていきます。
まず今回争奪戦で使用したデッキリストです。

上にあげたリストとほぼ変わらないですが
メカ丸のために三輪を1枚入れたリストに。
普通に組んでもノントリ4枚構築になる為
トリガーも期待できるデッキに

ユニアリにおける0事故はほんましょーもないので、私はデッキを作る上で0コス12枚、1コス4枚、2コス4枚の20枚ベースでまず構築しています。このデッキリストでは出力を少しでも上げたい為に0コスを1枚だけ削って2コス以下を19枚構築にしています。欲を言えば3コス三輪をもう1枚入れたいところですがここまでが切り詰められるラインとして自分で線引きをして組みました。

トリガーの内訳です

ゲット 11
ドロー 7
アクティブ 4
レイド 12

では、以下詳しく書いていきます。

0コスト:11枚


3枚

呪術Vol.2で追加された与君。レイド元となれますが2コスで3枚、3コスで3枚の計6枚他の与が入ってますので0コス枠で削るのはここかなと思い3枚に。
因みに初めて使った時は「むた」と読めず「よ、
いや、む、むた?むた出して終了」なんて焦ってました。エアプ丸出しです。

4枚

序盤で1枚は確保しておきたいカード。東堂のレイド下はこれと2個玉の東堂の8枚なので乗るならこっちに乗っていきたい。スペシャルで不義遊戯を採用している為、東堂名称用としても1枚エナに置いときたいカード。


4枚

今回の主役級カード、なんつって。
基本的にはレイドしないのでまぁ1枚置いといてレイド受けできる可能性は持っておきたいなという場面が多い。またレイド下真人は合わせて5枚しか採用していないので前出しもしないことが多い。カラーがめくれた場合に真人が1枚も場にない時はこのカードを蘇生することも多いです。なにせ下が5枚しかないからねー。

1コスト:4枚


4枚
3枚だけ見る行為がほんまにちょうどいい

初期特有のバグカード。全てを把握してる訳ではありませんが自分の中では最強のサーチャーと思ってます。1コス2000と序盤のアタッカーにもなるスタッツ。3枚だけとはいえ自分含めた京都校を引っ張ってこれるので先手2or後手1では2コスメカ丸探し、
中盤は2個玉探し、終盤はフィニッシャー探しと、いつ使っても強いカード。んでドロートリガーもついてる。マシマシにも程があるカードです。
特徴京都校はこのデッキの中で33枚入ってますので概ねヒットしますし、弱いカードがめくれたら回収してそのまま捨てれば紫カラーの対象ができますので序盤では特に意識して効果を活用しましょう(1敗)

2コスト:4枚


3枚

所謂アクティブ2個玉。先手を取って2ターン目に置けるとバリューが上がるカード。0真人、1庵、2メカ丸と置いとくと真人レイド受けができるのでアグロ仕掛けてきた相手には盤面を逆転できる使い方もできます、とだけ。
レイド下になる、最近価値をあげているアクティブ2個玉なのでフル投入がデフォではあると思いますが、レイド下メカ丸が9枚いるのと2コス三輪を入れたかったので3枚にしました。


1枚

なんでこっちの三輪1枚入れとんねん。って思われるかもですが、大きな理由としては
「メカ丸の効果発動の条件を簡易的にクリアする為」です。
3コス与や6コスメカ丸の追加効果に自分以外に特徴京都校が5枚or三輪がいることになります。ただそこに真人を組み込んだことにより京都校を別に5枚揃えることが難しい条件となります。自分の場に6枚カードが存在しても2枚真人なら京都校は4枚となり、7枚目としてメカ丸をプレイしても三輪がいなければインパクトはつきません。ですので名称三輪の嵩増しも含めて2コスから1枚入れてます。
じゃあ3コス三輪4枚にすればいいじゃんとなりますがそこはそのカードの時に記載します。

また細かい利点ですが、
・登場時に1ドローと最低限仕事はする
・カラーから蘇生できる
・ミラーの際に2個玉が優先に引っ張られる可能性が高いのでこちらの三輪は残りやすい
・ノントリガーの2コスメカ丸を抜いて入れてるのでノントリガーの総数は増えない
と理想論的な部分はありますがメカ丸にインパクトを付けれないとそもそも話にならないので上記の理由で採用しています。

3コスト:7枚


3枚

京都校においてはまさに弱点を埋める為のカード。2個玉でありルーター(1ドロー1ディスカード)でありドロートリガーもついてる。そして新規メカ丸の名称参照カード。4枚入れたいカードではありますがそこは私の構築論の関係上3枚が限界でした。
まずこのカードをもう1枚入れるなら0〜2の中から削るか、カラー枠を削るか、レイド枠から削るか、になります。0〜2コスは20枚入れたいところを19枚でリミットとしており更にもう1枚削るのは事故っても文句を言えない構築になる。レイド枠を削るのは出力を下げることになり本末転倒なので無し。そこで詰めれるのはカラー枠になると思います。京都校の構築をXで見ると3コス与に強さを感じれない等の理由でカラーを何枚か抜いてるのも見られます。ですが私は紫カラーの強さ、3コス与の強さを評価しているのでここを抜く選択肢はありませんでしたし、3コス与を強く使う為にも2コス三輪も入れてシナジーを作れる構築にしました。
少し脱線しましたが、以上が3コス三輪は3枚の理由となります。カラー枠については次を参照をば。


3枚

ランスロットしかり新興の赤アスタしかり、ユニオンアリーナにおいて相手のフロントLの4000キャラに触れるカードは大きなアドバンテージを取れると考えておりこのカードもそれを可能にする効果を有しています。真人で小物を焼き、4000ラインはこのカードとそこからレイドできる6コスメカ丸で焼けるのはやはり強いデッキの動き、ではないでしょうか。
また相手に4000ラインが1枚だけなら3コス与で1000下げて3コス与、4コス東堂、3コス三輪、3コス真人が打点になります。
まぁつらつらとそれっぽいこと書きましたがそんぐらい上振れを狙わないと勝てないへっぽこプレイヤーなので…(^◇^;)
ただ、非現実的な動きではなく4000除去は1試合に1回は狙える動きですのでその可能性は捨てたくない為入れております。


1枚

カラー枠の真人。2個玉であるので、2コスのメカ丸を削っても問題ない枠とも思ってます。基本的にはエナに鎮座してもらいエナを崩してでもレイドしたい時に乗る、といった使い方になります。2個玉でもあり真人の保険として1枚だけ採用。
テキストはインクの染みと思ってください。

4コスト:16枚


4枚
文句なしの性能

このカードも中々バグった強さをしてます。
先手2ターン目で2コスメカ丸を置けた場合、次のターン
①1枚前出し
②1APでエナに1枚
③1APで前に4コス東堂
④東堂起動メインでエナの京都校と入れ替え
⑤少なくとも5エナ構えられてるので真人素出し。フロントラインどけたいなら真人レイドor東堂レイド
と3ターン目で最大打点4点出せる動きができ、最低でも2体のアタックと4000ラインを出せるという動きができます。
中盤ではフロントLに京都校カードをプレイしエナジーLにいる4コス東堂と入れ替えて自身がアタッカーにもなることができ、このカードの入れ替えに慣れると思わぬ所から1点追加で殴れる動きができます。
但し入れ替えられるのは京都校のみなので真人と入れ替えないよう注意です。
因みにこのデッキ唯一のアクティブトリガーです。これがアクティブトリガーじゃなかったら真人混入デッキは生まれなかったでしょう。アクティブ付けてくれた運営様々やでー。


4枚
このカードが私を導いてくれた

4000ラインのアタッカー。上記したように基本的には素出し要因になりますが、レイドすることでこのデッキの動きを更に強くしてくれます。
京都校使ったことのある皆さん、東堂で2個玉引っ張り出して6000ダメ2でアタック!じゃあ前に出た2個玉でブロックします。こんな経験ありませんか?
もちろんこの動きで相手のカード1枚どかせる動きにはなりますが、レイド真人がいるとあら不思議、真人で前に出した小粒を焼いてダメ2を4000ラインでブロックするか2点通すかの択を迫れます。そして更にレイドした真人でアタックと相手にプレッシャーを与える動きができます。しかも東堂5エナ、真人4エナなのでこの順番での出し方が無理なく行えます。
終盤ではインパクト無効待ちのパンダを焼けたりするので使い所は多岐に渡ります。
また盾からめくれた場合相手の有効打点キャラのパワーを下げ1点止めたり、盤面次第ではフロントL1枚開けることもできます。

ただしレイドすると強いぜーと調子に乗ってレイドに固執すると自身のエナラインが崩れ、返しにレイドした真人に触られると盤面が崩壊するのでレイドするのはクリティカルな場面。基本は素出しで4000ラインの確保、といった動きにしましょう。


4枚
今や2000円超えの出世カード

特筆すべきことはない程強さが認知されているカード。レイドで常在効果ダメージ2を持っておりますが注目すべきはやはり登場時効果。BPを+2000し相手のフロントLにキャラがいればどんなカードでもエナジーLと入れ替えることができます。相手の2個玉を引き摺り出しエナを崩壊させることができ、特に相手のエナジーLが2個玉と1個玉の2枚のみの場合はフロントLの4000と2個玉を入れ替えることで次のターンエナジーLに行った4000キャラの前出しを躊躇させる択がとれます。この盤面作らせたらもう気が狂う程気持t(ry
また盾から乗れた場合は相手の殴ってない4000キャラを後ろに下げさせ打点を減らし、更に登場時6000になる為まだ殴ってない4000ラインの打点を止めることもできます。
ただしレイド下の東堂は8枚中4枚は2個玉東堂なので、レイド下東堂をあまり引けてない場面でのレイドのご利用は計画的に。


4枚
京都校を強デッキに押し上げたカード

京都校の名を知らしめた追加カード。条件はありますが足りないピースを埋めるインパクト待ちカード。
登場時で3500以下のカードを焼けますので上記した3コス与と組み合わせることで4000も焼ける効果。
2つ目のフィールドカードを破壊できる効果は争奪戦環境だと伏魔御厨子と無量空処が対象となりますが、その2枚もほぼほぼ見かけないのでまぁ触れるカードはあることにはあるな程度に覚えておけばと。
真人が入ってる関係上1枚でインパクト条件を満たせる三輪は1コス庵で探したり、プレイしたら大事にエナジーに抱えておきましょう。

イベントカード:8枚


4枚

まぁ言うまでもなく4枚採用。ファイナル無しのデッキを握ってた事もありましたが、望み薄でも有効ファイナルに一縷の希望を託す択も生まれる。精神衛生上やはりどのデッキにも入れておきたいカード。


4枚

これまたバグカード。条件なしで相手の5000以下のキャラをデッキ下に送れます。更に場に東堂がいれば1ドローもできちゃう。しかもこれが3エナで打てちゃうなんて...。
とはいえデメリット?として相手は3以下のカードをフロントLにレストで登場できます。経験上あまりそういった機会はないですが、出てきた0エナカードにアクティブトリガーや盾レイドで乗られて仕事させてしまうこともあるので序盤相手のハンドが多い時は私は極力使わないようにしてます。
争奪戦環境ではレイド七海に打って退場時をスカしたり、京都校カードに打って交流戦で拾われないようにしたりとバリューが上がるカードとなっています。

以上でデッキ構築の内容となります。
次にこのデッキの強みと弱みを書いていきます。

3.真人型の強み

まぁ突き詰めてしまえば真人型は純正京都校とどんだけ差別化図れるの?となりますのでそこは後程それぞれ比較して記載します。

ということでまず1番の強みとしてはレイドキャラ、並びにレイドトリガーが12枚体制である点です。その為純正京都校に比べ4000ラインが確保しやすくレイド受けの期待も持て、青宿儺七海の素出しや黄色五条夏油の4000同士の戦いにもついていけます。
そしてこのデッキのレイドキャラ達は程度の差はあれど全員相手のフロントLに触れます。小物を焼くもよし、相手のBP下げて打点通すもよし、4000どけるもよし、と取れる選択肢は広いので盤面に応じて柔軟に戦うことができます。

レイド三銃士を連れてきたよ

また争奪環境で多い青宿儺で採用されており、多くのプレイヤーを苦しめた4000バウンス虎杖。こちらのカードに対しても強く出れます。東堂戻すならまたエナ入れ替え、メカ丸戻すなら4000を取られるかもしれない、そして素出しした真人を戻すなら次はレイドしてBP下げてくるかもしれない、という全員がフロントLに触れることから圧をかけることができます。

パブリックエネミー虎杖。
盾からめくれると強いカードだけど
京都校対面だと渋い顔になる

4.真人型の弱み

どんだけ持ち上げても弱点はあるもの。ご多分に漏れず真人型にも明確な弱点があります。

①アクティブトリガーが4枚のみ
京都校には0コスで入る楽厳寺も真人型ではその枠に0コス真人が入るのでアクティブトリガーは4コス東堂だけになります。まぁその分レイドトリガーあるからなんとかなりそう、と思ってもそんな上手くいくことは多くはありません。盾に対する防御力は高くないのでとりあえず受けとくかー、ではなくブロックの際は吟味しましょう。

②京都校としての安定性には欠ける
何度か上記しておりますが真人が入るとこにより特徴京都校を5枚揃えるのは結構厳しいです。プレイしてると当たり前にメカ丸インパクトあるよなーって思っていても、「あ、京都校たりねぇや。ただの4000でーす」ということもしばしば。
ですので三輪は真人型においては生命線ともいえるカードなので嵩張ってない限りは大事にプレイしましょう。特にミラーなら三輪は引っ張り出される優先度が高いカードです。エナが足りてるならあえて手札に留めておくプレイも必要です。
そしてもう1つ、交流戦が入らないことです。交流戦は場外から特徴京都校を拾ってきてその後手札からエナが足りてるカードをプレイするという2APぐらいやってそうなカード。自分から落とすかブロックして落としてまた再利用なんて動きもできます、が真人型は既存の京都校の枠から9枚奪ってます。真人は拾えないことはもちろんこのカードを入れる枠が見当たらないため不採用となってます。(後述しますが争奪戦環境なら真価を発揮できないカードではあると思ってます)

ジョーカーカード。初めて使った時は
「何これ、ユニアリ2やん」
と思ったほど。右のカードと比べてみよう

5.真人とパパ黒の比較

ではここで純正京都校と構築で明確に差が出る真人と6コスパパ黒の特徴と、それらを入れた時のデッキの差もみていきましょう。

真人の特徴
①4コスで4000ラインを確保できる
②レイドできる可能性もあるので相手の小型を焼いたりBPを下げることができる
③京都校ではない枠が9枚侵食してるので、京都校としての安定感には欠けてしまう
④カラー真人が2個玉ではあるがバニラカードとして入り3コス与を1枚削っている

6コスパパ黒の特徴
①6コス必要だが5000ラインが出せる
②生き残れば相手の打点を常に1点止められるカードになる
③ドロートリガーなので盾からめくれるとプレイできない。また京都校ではないので交流戦でも触れない
④4枚積まなくてもいいカードなので空いてる枠に3コス三輪や交流戦を入れられる
⑤アクティブトリガーが8枚積める

細かいことを書けばもっと挙げられそうですが大きな点は上記になると思います。また人によっては8コスパパ黒を1枚刺してフィニッシャーとして入れる構築もあるかと思います。上振れ値が大きい真人型か安定感がある純正かは各人の好みになると思います。

6.争奪戦環境

最後に争奪戦環境における考察と各デッキの戦い方を記載していきます。とは言え自分がいままで対面した時、1人回ししていた中での気づき、意識していることになりますので、いろんな方と調整しまくって導き出した内容ではないので過度な期待は、というか期待はしないで下さい( ̄▽ ̄;)

まず争奪環境ですが、やはりというべきか青が大多数を占めてます。その中で多く見られるのは七海を主力に添えた型。やはり宿儺規制は思ったよりキツかったのか純正な宿儺型はあまりみかけないですね。次に紫京都校がきて、黄→赤、といった印象ですね。分布としては

青>>>>>>紫>>>黄>赤

こんな感じですかねー。
そして呪術争奪戦環境で1つ目につく点があります。それはスペシャルが基本場外に行かないことです。
七海が増えたことにより瓦落瓦落が青のスペシャルとなり紫は不義遊戯で両方ともデッキに送り返す。そして黄色の虚式「茈」はリムーブエリアに送るのでスペシャルを打たれると場外に行くほうが少ない環境となっています。それを踏まえた上で私は紫の交流戦は尚更要らないかな、と考えてます。
まぁそれだけ七海の退場時効果が厄介なのでしょう。

気づいたらベーシックなスペシャルがまれな環境。
場外が肥えません

では次に各対面について記載していきます。

①青宿儺七海
規制前からちょくちょくいた七海と宿儺虎杖のハイブリッド型。規制を受けたことにより多くの青宿儺使いが再構築に頭を悩ませたことでしょう。ならいっそ七海主力でいいんじゃね?とハイブリッドから七海主体のデッキへと数を増やしてきています。
七海の特徴としてはデッキ枚数15枚以下になることで真価を発揮しますので、新規の七海で遅延しつつアタックしてデッキ落とし。初期の七海レイドは退場時に遅延もできてフィニッシャーにもなれる。またSP七海も退場時にデッキ落としとBP+1000と本当に退場時が厄介なカードです。


厄介なカード達。
でも対策さえしっかりとれれば脅威度は減らせる

では対策となりますが、ここからはレイド七海に関しては2種いますのでここではVol.2のレイド七海を新、初期のレイド七海を旧と呼びます。
序盤4000ラインのキャラを並べに行く時は優先的にSR東堂からにします。序盤からライフレースを有利に持ち込めるとこの対面終盤がかなり楽になります。また序盤に真人素出しから、と動くと4コス虎杖がめくれた際に格好の餌食となります。こちらの4000がSR東堂しかいない時の4コス虎杖はバウンス効果を躊躇させられますのでケアしてプレイしていきましょう。
そしてSR東堂ですが、引っ張ってくるのは基本2個玉になります。特にアクティブ2個玉の五条なんかはおいしいですね、真人で焼けますから。カラーの虎杖も2個玉且つレイド下なのでメカ丸で焼いちゃいましょう、もうどんどん焼いちゃえ。次に引っ張る候補に考えるのはレイド下の七海か虎杖になります。先程序盤のライフ詰めが楽になるといいましたが、やはりtier1デッキ。ここでリーサル!と思っても新七海や虎杖がめくれると4000キャラに触られてしまいリーサルプランが崩れることもあります。ですので相手の盤面にあるレイド下と場外にあるレイドを確認し危険性のある方を前にもってきましょう。そうすることで東堂のダメージ2をレイド下がブロックしてレイド下無くすか、4000が受けるかという嫌な択を迫れます。本当いやらしいことしかしてない。
またSR東堂はリーサル用にも1枚残しておきたいカードでもあります。リーサル組みたいけど旧七海や1コスパンダがいてインパクトが通らない時にSR東堂でどかしてリーサル通るようにしましょう。以上のようにSR東堂は役割がかなりあるカードですので、
闇雲にプレイするのではなく適切なタイミングでだしていきましょう。

満を持して登場、6コスメカ丸。この対面では必要不可欠のフィニッシャーになります。上記したように青七海は盤面が整えばライフが硬いデッキですのでそこをねじ込む為のインパクト。リーサル前に1体だして1点、リーサルターンにもう1体出して、とメカ丸だけで少なくとも計3点は叩き込めるビジョンは持っておきましょう。メカ丸が残れば残るだけ勝ちに近づきます。

続いてスペシャルの不義遊戯対象ですが、旧七海に打ちましょう。旧七海は退場時に2枚落としからの相手1体をレストという困った効果を持ってます。この七海に不義遊戯を当てると2枚落ちるどころか1枚デッキ増やせますので都合3枚デッキ落としを遅延できます。また盾でめくれた不義遊戯は注意しましょう。流れで取っちゃうと退場してしまうので。その次に4コス宿儺が対象になりますが、まぁとはいえ最優先は旧七海になります。
新七海としてはこちらのリーサルターン以外はケアできませんので、出てきてもアタック時効果は使わせておきましょう。中々15枚以下にはなりませんしこれにスペシャル打ってる余裕はないので。

②紫京都校
えー、正直1番やりたくないです。だって嫌がることされるもーん。
と冗談はさておき、この対面ではこちらの強さを押し付けていきましょう。
この対面こそ真人素出しを優先していきたいです。4000の量で上回りましょう。真人レイドとなるとこちらのエナが1つ減りそこに東堂当てられると、返しにこちらは東堂が出しづらくキツくなりますので、真人は1回レイドできればいいなの感覚で回していきます。

SR東堂ですが正直これはどっちがどんだけ出せたかのゲームになります。お互い6エナは必要なので2個玉引っ張られすぎると流石にキツイです。ですので1コス庵で見かけたら優先的に取りに行き、プレイする時は相手の2個玉に照準を合わせて使いましょう。

メカ丸は積極的にレイドしていきましょう。この対面でのインパクトを止めれるのは6コスパパ黒のみです。パパ黒は後述する手段で触りこっちの攻撃は通せるようにします。3コス与と合わせて4000取れそうな時は相手のメカ丸を取りに行きます。相手はこちらより簡単にインパクト付けてきます、奴は脅威です。


こっちは止められないカード。
真人なんかじゃ太刀打ちできん

スペシャルはパパ黒に打っていきます。殴られる分にはまだいいですがこっちの打点を1点止められ続けると流石にパパ黒側に軍配があがります。ですので優先的に打ち最悪SR東堂で後ろに下げれるよう先のビジョンも見据えましょう。その次にメカ丸→SR東堂となります。このデッキにはインパクトを止めれるカードはありませんのでフリーパンチになるメカ丸は脅威です。SR東堂に関してはブロックでやり過ごしましょう。上記の2枚よりかは脅威度は下がります。

③黄色五条夏油
争奪戦前、実はこのデッキが一番強いんじゃね?と思っていたデッキ。というのも1度黄色五条に当たった時にコテンパンにされたからです。4000ラインの暴力はそうですが一番ヤバかったのは6.2五条。こいつは残せば残す程負けに繋がるカードで、その時は触れる手段がなくずっと5000インパクトに仕事されてました。


見敵必殺
そもそも出させないようにしたいが
出てきたら最優先で排除

その経験からやれんじゃねこのデッキ?となって作り大会で回してみて4000の暴力に気持ちよくなり、じゃあ紫京都校と勝負やと回してみると、東堂のエナ破壊により6.2五条出せず一方的な試合展開が多かったのでやめました。

ということで黄色五条対面はSR東堂で破壊しましょう。6.2五条さえ出させなければアドバンテージはこちらが握ったようなもの。黄色五条はレイドがいないのでこちらが先に4000ラインとダメ2も押し付けていきましょう。それ以外では優先して名称五条を狙います。五条がいなければスペシャルを2APで打つことになるので夏油の追加効果も使わせないことも狙っていけます。また逆に夏油が少ない場合、それはそれで五条のダメージ2やインパクトが付与されないので夏油優先、とそこはケースバイケースでいきましょう。まぁでも五条に触るのが優先かなと。

ちとめんどいのはカラー五条になります。3500ではありますが夏油効果で500パンプされアタッカーにもなれ、アクティブトリガーを引かれると2回ブロックされ、触ろうにも追加1AP要求されるのでほんと処理に困るカードです。出されたら放置気味になりそうです。盾スペかパンプされてない時の6コスメカ丸のレイド受けで焼きましょう。


使うと強くないけど使われると強いカード。
いるだけで圧を感じる

④赤呪術
すみません1回しかあたったことないのでよくわかりません!
引っ張って焼いて殴りましょう!(思考放棄)

7.おわりに

読んでいただきありがとうございます。
自分の中では結構真面目に研究したデッキなので結構長くなってしまいました。
ただ、実績のないプレイヤーがつらつらと書いた内容ですので怪しいなって思う部分も多々あるかと思いますが、読んでいただいた皆様にプレイングや構築の一助になることがあれば幸いです。
真人型はプレイングの択も多く面白い動きができますのでもし良かったら触ってみて下さい!

ありがとうございました!


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