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絵金

5月9日に、あべのハルカス美術館「絵金」を見てきました。絵金は幕末の土佐の絵師で、江戸で狩野派に学び土佐の御用絵師になり、事件に巻き込まれ辞めてからは町絵師として祭礼の芝居絵屏風などを描いた人です。今回の展示では第2部が撮影可能エリアで、夏祭りの仕立てになっていて楽しい見せ方をしていました。

絵金

今の朝ドラの舞台が先月まで土佐だったので、展示の年表に土佐の出来事や人名などが書かれていて(ジョン万次郎とか)なるほど、この時代かーという感じでした。江戸の絵師だと暁斎よりも20歳年上。(年表があると分かりやすいですね)
このあと、なんばまで行き「上方浮世絵館」へ。絵金で芝居絵を見たので、上方絵も芝居が多かったなー、見たいなと思って。上方の絵師には詳しくないですが、広貞と芳瀧を覚えました。時代的にも絵金と重なります。版木の展示もあり、小さな館ですが上方絵だけを見られるのは面白いと思いました。

上方浮世絵館

そういえば絵金の缶バッジのガチャガチャを回した(200円)ら、どの絵のどの部分かも分からない、まあ可愛さは求めてないけど「なんじゃこりゃ」っていう柄の缶バッジが出てきた。これはこれで面白い。

絵金の缶バッジ

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