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2025年に見に行きたい展覧会

2025年が始まってすでに5日が経過しました。既に展覧会始めを済ませた方もいらっしゃるかと思います(私はまだです)。
今年の大きな展覧会、美術展の紹介などは下記のようなポータルサイトにお任せするとして、個人的に楽しみな展覧会を備忘録的にまとめておきます。

まず1月に始まる中之島香雪美術館のこれです。

倉敷にある大原美術館には10年ほど前に行ったのが最後で、そろそろまた行きたいなーと思っていて、こちらの大原美術館所蔵展を見てから行こうかなと思っています。香雪美術館は日本美術の展覧会が多かったイメージですが、去年くらいから少し方向性を変えてきたのでしょうか。

そして兵庫県立美術館で3月末から開催される「パウル・クレー展」です。

これは本当に楽しみ。クレーの生涯を辿り、同時代性や交流関係などにも目を向けた内容になっているようです。3カ所に巡回するそうです。

2年半にもおよぶ休館期間を経てリニューアルオープンする大阪市立美術館のリニューアル後最初の特別展です。

大阪市立美術館では大阪万博に合わせたタイミングで国宝展が予定されています。そちらも勿論楽しみではありますが、私はこちらの方が面白そうだと思い、とても楽しみにしています。中之島の美術館に負けず、頑張ってもらいたいものです。

その中之島の方の大阪中之島美術館では、上村松園を楽しみにしています。

上村松園は日本の女性画家の先駆者とも言える画家です。そして、女性の姿を描き、追求し続けた人でもあります。前後期で入れ替えがあるようなので2回見に行きたいものです。

逸翁美術館では久しぶりに呉春展が開催されます。

大阪池田市にある逸翁美術館は呉春の地元でもあり、呉春の白梅図屏風をはじめとする作品を多く所蔵しています(私の中では呉春や与謝蕪村といえば逸翁美術館というイメージです)。

神戸市立博物館では阪神・淡路大震災30年の取り組みのひとつとして、大ゴッホ展が予定されています。

オランダのクレラー=ミュラー美術館のコレクションから60点ほどからなる展覧会で、《夜のカフェテラス(フォルム広場)》が約20年ぶりに来日することで話題です。また、2027年には《アルルの跳ね橋》を含む展覧会を行う予定だそうで3年越しのゴッホ展になるようです。とても力が入っているので、是非見に行きたいです。

最後に、こちらです。島根県立美術館の北斎です。

北斎研究者・永田生慈氏(1951-2018)より寄贈された県外不出の「永田コレクション」より、北斎の「葛飾北斎期」・「戴斗期」(数え46から60歳頃)の作品を公開します。北斎が当該期に挿絵を手がけた読本(長編小説)と絵手本など500冊以上の版本を細大漏らさず展示!この両版本で第一人者となった北斎が魅せる、圧巻の「版本世界(ブックワールド)」を、ぜひご堪能ください!

美術館サイトより引用

県外不出の北斎コレクションの展覧会第2弾となる「葛飾北斎期」「戴斗期」編です。この時期は読本の挿絵がたくさんあり、貴重な版本を展示してくれるとのことで、もう絶対に見に行く!何が何でも!という気持ちです。

以上、7つの展覧会をご紹介しました。元気に展覧会を見て歩ける体力をキープしたいです。

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綾小路
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