根拠なき決意、根拠なき希望

ウィルスもさることながら、ものすごい勢いで感染しているのは不安と恐怖だと思う。

このブログにも何を書けばいいのか、迷ってしまう。

……と、そんなタイミングで、ちなさんのお母さんからメッセージが届いた。

スウィングでは聞かないが、彼女がある言葉を家で連呼しているらしいのだ。

「ちなはいつもと変わらない！　ちなでコロナ終わるな！」

前半はすげー大事。後半はもっとすげー。

これは「わたしで食い止めるぜ！」という決意表明だろうか。

だとしたら恐ろしいまでに根拠皆無だが、でも不思議と励まされる力強いメッセージだ。

「マスク2枚配布」（年長さんに失礼だが、年長さんが考えたのかと思った）なんて、泣きたくなるような施策なんかよりよっぽど。

ちなさんは「今、何が起こっているのか？」を正確に理解できるタイプの人ではない。

いや、「今、何が起こっているのか？」を正確に理解できている人なんて、一体どこにいるというのだろう。

彼女も今をなんとか耐え忍んでいるひとりに違いない。

この心意気をしかと受け止め、ときどき「思い出し笑い」したいと願う。