今さら新年あけましておめでとうございます。
新年あけましておめでとうございます。
スウィングの2022年は1月4日に始動しました。
……というようなことを書くタイミングがあまりに遅すぎますが、バタバタと時間が過ぎてゆくうちに、もひとつ文章を書く気がしないんだよなあ。。。とウダウダしているうちに、今日になってしまいました。
もう明けて2週間あまりが経ちますが、毎年恒例の初詣に今年は2度行ってきました。
1度目は1月4日。
すんげー近くにあるものの、大勢で訪れる上賀茂神社は毎年この日くらい。
あっと言う間に6日間の冬休みが終わってしまって「もっと休みたかったよお……」と嘆いていましたが、ここへ連れ立ってやって来ると、不思議とはじまったな! という気持ちになります。
僕が何より楽しみにしているのはみんなでぐるりと囲む焚き火。
じわじわと温かくなって、灰が飛んできたって縁起がいい気がして、とにかく気持ちがいいんです。
あ、Gさんも毎年あったまってたなあ、死ななかったら一緒に来れたのになあと、少ししんみりした気分にもなりました。
次は1月6日。
4日に図書館常連のかりんちゃんが来れなかったので、彼女の家族も一緒に行こう行こう! と、ちょっと少なめの人数で2度目を決行したのです。
やはりスウィングの近くにある大田神社(上賀茂神社の摂社)に行って、それから二葉姫稲荷神社(上賀茂神社のすぐ近く)に行って、それからようやく上賀茂神社に行きました。
その道中、かりんちゃんがたくさんたくさん、堰を切ったように辛かったことや辛いこと、そして自分の気持ちや考えをたくさん話してくれました。初詣3連発が終わってスウィングに戻ってからも。で、「リジチョーどう思う?」と。
この、ただの記号と化した、ちゃんと意味のない「リジチョー」も大好きなのですが、何より彼女が僕に心をフルオープンしてくれたことが嬉しかった。
そして僕は僕自身が辛かった子どもの頃に、こんなふうに誰かに心を開いたり、開こうとしても上手く言葉にできなかったので、こうして自分を表せるのがすんごいと感激しました。話したところで何かが綺麗さっぱり解決するわけなんてない。
けれど、いいことだけじゃなくってその反対も「他者に開くこと」は本当に本当に、ものすごくこの社会に欠けている大切なことです。
彼女だけじゃなく、スウィング公共図書館にやって来る子どもたちは、こうして時々話を聞かせてくれます(それほど数多いわけではありません)。
僕の中には子ども時代の僕もまだちゃんと生きているから、仲間の話を聞いているような、自分の気持ちを代弁してもらっているような、そんな気持ちになることもあります。
ともあれ、スウィングを図書館にしてほんまによかったなあ。。。と思うのです。
そんなこんなと並行するように、発行がめっちゃ遅れてるフリーペーパー『Swinging』最新号の制作(2月22日発行予定)と、3月末にひかえた展覧会『blue vol.2』(会期:3月19日~27日/会場:THEATRE E9 KYOTO)の準備と、他にもまあ色々とありますが、減らせることは減らすことと休めるときには休むことも一生懸命やってます。
新年早々自分の話ばかりになってしまいましたが、僕にとって、僕の大切な人たちにとって、スウィングにとって、皆さまにとって、2022年がぼちぼち、まあまあ、そこそこ、いい1年になりますように。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。