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ゴミコロリ in 三津浜(第104回プチコロリ)

2022年6月4日土曜日、erimaki(愛媛県松山市住吉)で開催した『寝る猫』展(会期終了)の関連イベントとして、愛媛・三津浜にてゴミコロリを行った。

「三津浜」は僕の実家から車で20分程の距離にある漁港(三津浜港)を中心とする地域で、僕が愛媛で暮らした間には一度も訪れたことがなかったのが、近年は縁あって毎年帰省のたびに遊びに来たりしている(詳しくはコチラ→)。

さて、erimakiの濱田さんが用意してくれたゴミコロリのイベントページはあっと言う間に予約で埋まり、当日は十余名の参加者と共に総勢20名近くで賑やかにゴミ退治を繰り広げた。

誰も参加者がいなければ自分達だけでやろうと気楽に考えていたのでその光景にはとても驚いた。

僕は十代に入って以降、苦しい時間を過ごした愛媛にいることが辛く、大学入学を機に京都にやって来たのは、ほとんど愛媛を逃げ出すための選択だった。

けれど地元への恐怖は年を重ねるごとに薄れ、四十も超えた今ではアホみたいにゴミブルーとなってゴミ退治をしているわけだ。

「4年間、休みに行ってきます」と宣言して京都へと向かった18歳の頃の僕が、アホみたいなヒーローになってしまった今の僕と出会ったならば一体なんと言うのだろう。

「楽しそうですね!」だろうか。「警察呼びますよ?」だろうか。「将来どうなってんねん……」だろうか。

どうあれヒーローはこう返すに違いない。

君はきっとアホみたいになれずに苦しんでいるんだよ。時間はかかるけれどほれ、未来はこの通りだよ。

ここからはきっと誰も知りたくない情報を、ほとんど自分の心の整理のためだけに少々。

2008年10月にスタートした清掃活動「ゴミコロリ」は、その後さまざまな形のスピンオフを生み出し、そのひとつが「神出鬼没の5~6人」を合言葉に、少人数で実施地域にこだわることなくゴミ退治を展開する「プチコロリ」である。

2012年7月にスタートして以来、知らぬ間に地道に積み重ねた回数は100回を超えている。

これまでは本家「ゴミコロリ」のように毎月の定期的な仕事として、プラス出張でどこかを訪れた時など不定期にも行ってきた。

が、2020年5月より新たに月1回ペースで「東九条ゴミコロリ」がはじまり、今後もこの活動を大事にしてゆきたいという思いが強くなったことから、定期的な「プチコロリ」は昨年度をもって終了。今後は不定期のお仕事としてボンヤリ続けてゆくこととなった。

出張ついでや気が向いた時に結構やるのかもしれないし、それほどやらないのかもしれない。

というわけで今回の「ゴミコロリ in 三津浜」は、きっと誰も知りたくないと思いますが、スウィング的には新たな形となってはじめての、通算第104回目の「プチコロリ」にも当たるのであります! ああ、整理できてスッキリした。

さて、個人的にはケガをして以来2ヶ月半ぶりの参戦となった、とっても楽しく充実した「ゴミコロリ in 三津浜」(第104回プチコロリ)の模様は、参加者のおひとりで、カメラ片手に縦横無尽に動きまくっていた飛田さんがめっちゃ素敵なレポートをnoteに書いて下さったので、ご本人の承諾を得た上で以下に転載させていただきます。ご一読ください!

皆さん、ありがとうございました。また会いましょう!


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