(日記)2021年7月1日:リカちゃんを救出する
よく寝て朝起きて具なし味噌汁を飲んでスウィングに行こうと玄関を出ると、転落して道路に打ちつけられ、ちょっと無残な姿になってしまったリカちゃんを発見する。
どうやら以前からだいぶ弱っていたマクラメが昨夜の雨で遂に切れて、リカちゃんを植えていたポットが落下してしまったようだ。
不思議なものでリカちゃんを植えて以降、毎日数度は、まるで花の様子を見るように彼女らの姿をチェックするようになっていた。
昨晩、寝る前は確かに立っていたので少し驚いてしまったがここは冷静に対応。
幸いリカちゃんへのダメージはほとんどなく、マクラメの予備も家にある。
最近やたらとニャーニャー鳴くルルの声を聴きながら、そそくさと作業を進めて原状回復。
マクラメが元々の色から随分と退色していることに改めて気づく。
やはり雨ざらしの屋外には向いていないのだろう。
とにかくホッとしてスウィングへと向かう。
メールチェックやら細かなことをした後、「スウィング公共図書館」打ち合わせのためNeki.事務所へと車で移動。
テーマはロゴデザイン。メンバーはざぶ君(デザイン)と木村さん(設計デザイン)と安川君(施工)。
安川君とリアルで会うのは何だか久しぶりだ。
ざぶ君のリードによってスウィング公共図書館構想が気持ちも新たに深堀りされてゆく。
僕の考えのみならず、木村さんや安川君の考えも知りたいというざぶ君の思いには大いに共感し、安心した。これまで丁寧に協働して進めてきたことだから、「これから先」に2人の視点が反映されないのはむしろおかしいと思っていたのだ。
僕も2人の言葉をあらためて聞けて嬉しかったし、いちばん言葉にし難い最も深い部分を、4人が手触りを持って共有できた気がして驚いた。でもそれはやっぱり今日のあの場、あの時間、あのメンバーだったからだ。それを如何にデザインして世に出すか?? 伝わらない言葉では意味がない。
ざぶ君が事前にたくさん用意してくれていた他の図書館ロゴもとても参考になった。
日本語か英語かその両方か、平仮名か漢字かその合わせ技か、書体は硬いか柔らかいか、洒落乙か残念な感じか、キャッチコピーやイラストはついているか、哲学やコンセプトはどのように表されているか。観点も可能性も選択肢も無数にあって、ロゴってすごい! 深い! 難しい!
今日の打ち合わせから逆算し、どこにも公表していないオープン時期を8月2日から8月16日へと調整し直した。
なんとか子どもたちの夏休み中にはオープンしたいが、何もかもを万全100%整える必要はないと考えているので、何となく、少しずつ、人が来てくれるようになったらいいなと思う。
スウィングに戻って昼ご飯をすっ飛ばしてトランプ。
それからご飯、歯磨き、昼寝。やらなあかんことはあるけど楽しいことをしようと思い、誰にも頼まれていない、書きたい文章の断片をいくつか書いた。
8月末、ラジオクライニのメンバーで屋久島に行く計画が進行中。
井﨑さんが飛行機を取ってくれて、いよいよ現実味を帯びてきた。
誰にも頼まれていない屋久島収録。とにかく楽しみである。