Shakiraになりたくて
最近、ちょっと仕事やプライベートで落ち込むことが多く、鬱々としていた時に、たまたま&久々に、Shakiraの「Try Everything」を聴き、心がパッと明るくなるという経験をしました。
この曲は、ディズニー映画「ズートピア」の主題歌で、歌っているのはShakira姉さん!私の中高大時代、そして今もなおアイドルであります。
当時、世間はラテンブーム!Jloやリッキーマーティン、Shakiraがセクシーなパフォーマンスとスペイン語歌詞を散りばめた楽曲でミュージックシーンを彩っていました。多分に漏れず、私もどっぷりハマった1人です。当時、スマートフォンもなかった中学生の私にとって、ラテン系のアーティスト達は、遠い遠い存在。その分、ミステリアスで、セクシーなんだけど、すごくかっこよくて憧れの存在でした。
そんでもって、今年のスーパーボウルは、なんとラテンナイト!🏈
Jlo&Shakiraという神コンビが往年のヒットソングを歌い上げ、お尻振りまくりのセクシーダンシング。
最高だったなぁ…興奮しまくりでした。
Shakiraの「Try Everithing」が疲れたSEに響まくる曲だったなんて、知らなかったです。
日本社会では、往々にして失敗が許されない風潮がある気がします。失敗しないために、かなり前から入念に準備して、リハーサルを何度もやって、完璧なパフォーマンスを発揮しなければいけません。
これは、日本人の生真面目さ、美徳です。
一方で、どんなに準備していても、不測の事態は平気で発生します。Shakira姉さんの「Try Everything」の歌詞では、失敗が前提です。これからも失敗し続けるとも言っています。
まじか。
目からウロコとは、このことです。
失敗を見込んでおく、失敗はする。
失敗はして良い。
失敗した自分は悪くない。
コレ、自己肯定感の向上につながりませんか?
ズートピアの作中では、主人公のジュディちゃんが失敗しても、健気にも、何度も何度も果敢に挑戦し続ける様が描かれています。
私は失敗すると、すぐもうダメだ、無理。
となってしまいます。悪い方の完璧主義。
このような状態になると、心の回復に時間を要します。自己否定のオンパレード。
こうして、自信のない私の出来上がりです!
社会人になって、色々な経験をして引出しが増えてきた分、慎重に臆病になってしまったなと思います。
まず、失敗したくないから、チャレンジもしません。
人と比べて、ため息なんかついちゃって、目も当てられないですね。
その根底には、「失敗してはいけない」というガチガチの固定観念があって、それに囚われていたんだわって、気付いたんです。
「Try Everything」を聴きながら、号泣している自分がいました。
嗚呼、失敗していいんだ。
また、私は失敗するんだ。
なんか、Shakiraに、「あなたはあなたでいい」と
言ってもらえたような気がしました。
あんなにケツ振りまくりだったShakira姉さんも、
今や、二児の母。
そっか、お母さんなんだ。
すごいな、強いな、とただただ感服しました。
なんとなく、温かく安心できる声になったな、と。
私もこんな温かい人間になりたいと、切に思ったのでした。
また、なんかしら、落ち込んだら、
「Try Everything」聴いて号泣しよう。
心のデトックスや〜
Thanks a lot, Shakira sis!