快適登山のためのザック選びとウルトラライトへの道
最近、登山の快適さを追求する中で、ウルトラライト(UL)という登山スタイルに出会い、挑戦を始めることにしました。きっかけは、登山中に経験した"高所恐怖症で動けなくなる"という一幕です。
これを機に「どうしたらより安心して登山を楽しめるか?」と考えるようになりました。
登山用ザックとの出会い
これまで、普段使いのリュックで登山をしていたんですが、サイドポケットがなかったり、肩に負担がかかったりと、不便さを感じていました。登山専用のザックなら、腰でしっかり荷重を支えられるため、肩の負担を軽減できるんです。また、ポケットの配置や容量なども工夫されていて、荷物の整理もしやすい。普通のリュックとは違うんですよね。
しかし、私には「ウルトラライト(UL)」という別の選択肢が現れました。
ULハイキングって何?
ウルトラライトハイキング(ULハイキング)とは、持つ荷物そのものを軽くして負担を減らそう!という考え方。重装備で登るのが登山の一般的なスタイルかもしれませんが、ULはまるで逆のアプローチです。「背負うものが少なければ少ないほど負担が減るし、登山も楽になる」というシンプルな発想に基づいています。
実際、一般的な登山用リュックは、装備を体全体で支えるために複雑な作りになっています。休憩のたびにリュックを下ろすたびに、いちいち肩ベルトや腰ベルトを調整しなければならない。ズボラな私には少し煩わしく感じてしまいました。
さらに致命的な問題がサイズです。私は身長が185cmあり、胴が長め。通常の登山用ザックは背面長が合わず、フィット感がいまいちだったんです。そんな理由から、「ならば荷物自体を軽くしてしまえば、肩で背負えるのでは?」と、ULハイキングに挑戦することにしました。
ULザックとしての選択 - 山と道MINI
こうして出会ったのが「山と道」のMINIというリュックです。見た目もシンプルで、なんともかっこいい!ウルトラライトのコンセプトに基づいて作られており、装備を絞り込むにはピッタリの相棒です。
ですが、リュックが軽くなっただけではULハイカーは名乗れません。ULハイキングではリュックの中身も一つひとつ厳選し、必要最小限に抑える必要があります。重量の制約をクリアしながら、自分にとって本当に必要なものだけを持って行く…ULへの道は長く険しいもののようです。財布がUL化するのを実感しています…。
ウルトラライトへの道は長く険しい
ULハイキングはただ軽量化するだけでなく、「本当に必要なものは何か?」を自問する過程でもあります。装備を削り、持ち物を軽くするという挑戦は、これからも続けていくつもりです。なんだかミニマリストな考え方と近いですね。軽やかな装備で、山をもっと自由に、そして安心して楽しめるように、ULの世界に少しずつ足を踏み入れてみたいと思います。
いつか一泊二日でテント泊とかしてみたいなぁ。
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